おおかみこどもとハックルさん

はてなブックマークを漫遊していて、映画「おおかみこどもの雨と雪」の感想と、はてな村反省会に出たハックルさんについての記事に遭遇したことで思い出したこと。
おおかみこどもの雨と雪」は未見だが、ネット上で映画紹介を読むと、アニメ表現としては、登場人物は従来のアニメキャラだが、背景ではCGを駆使したリアルな質感とアニメならではの美術を融合して、これまでにない新たな表現を実現した、という点が大きな見どころのひとつとなっているとのこと。
これを読んで思い出したのはハックルさんこと岩崎夏海もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社)の表紙ね。主人公と思しき女子高生がアニメ絵で描かれたあの表紙、女の子の背景に広がる青い空がものすごくきれいなんですよ。というか、私にはそう見えて、本買って読んじゃったのは、あの表紙の青い空に魅かれたというのが大きかったな。
そして「もしドラ」の表紙も、イラストはゆきうさぎ、カバー背景は益城貴晶(Bamboo)と、それぞれ役割分担して描かれているのですね。
まあこれは、私が知らなかっただけで、いまはマンガではあたりまえにやってることでしかないのかもしれませんが、ハックル先生はさすがにいいところを採用して本作っているじゃないの、と、あらためて感心しましたよ。装丁はダイヤモンド社のアイデアだったのかもしれませんけれども、「もしドラ」あってのアイデアでしょうからね。
個人的には、もしドラやおおかみこどものキャラのようなアニメ絵が苦手で、同じアニメ映画観るのなら「ポケモン」や「マダガスカル3」に行きたい者なんですが、日本のアニメ表現技術が進化しているのはすばらしいことだと思います。
はてな村反省会も未見ですが、村ってどこにあるんだろう。おそらくはてな界の奥深い山中にある、特異な風習を守り続ける集落なんだろうな。その村に迷い込んだ者は二度と下界に戻ってこれなかった、そんな伝説があったりして。