アングリーバード

  • 2016年、アメリ
  • 原題:The Angry Birds Movie
  • 監督:クレイ・ケイティス、ファーガル・ライリー
  • 脚本:ジョン・ヴィッティ
  • 音楽:ヘイター・ペレイラ
  • 声の出演:レッド(坂上忍)、チャック(勝杏里)、ボム(乃村健司)、マイティーイーグル(山寺宏一

ユープラザうたづの秋のお楽しみ映画会で吹き替え版を鑑賞。
飛べない鳥たちが暮らす島にブタが船でやってくる。
飛べない鳥たちが平和に暮らす島で、レッドは子供のころ聞かされた唯一飛べる鳥・マイティーイーグルへの憧れを胸に秘めて孤独に過ごしていた。レッドはコアなハートはナイスガイなのだがいらちなので他の鳥とのトラブルが絶えない。もめごとが裁判沙汰にまでなり性格矯正のセミナーに通わされることに。そこで落ち着きレスザンゼロのチャックやビビり度マックス自爆癖のあるボムと出会う。彼らも島の中で浮いていた。
そんなある日、ブタが大きな船で島にやってきた。友好的な態度を見せるブタを歓迎する宴会が開かれるが、ブタの言動に不審な点があることにレッドは気づく。……
南の島の明るい景色の中、カラフルな鳥たちが躍動するアクションコメディーでした。テンポよくサイトギャグが続く、それも絶え間なく。子供向けなので軽みがあり見ていて疲れるということはないけれどもちょっとせわしないような。でも、小さい子は常に画面で動いてないと飽きちゃうというのがありますからね。おはなしの造りはいつもながらアメリカ娯楽映画の技術力の高さを痛感させられる巧さ。
マイティーイーグルは、60年代の西海岸で髪伸ばしてギター弾いて葉っぱ吸って東洋思想にかぶれたあげくに隠遁した伝説のサブカルヒーローみたいな造形。
レッドは坂上忍がうまかったですが、ふと、声はせんだみつおがやったらよかったんじゃないか、と思ってしまったくらいせんだみつお顔でした。