www.shikoku-np.co.jp過去にも似たような方法で薬物密輸を試みたのが発覚したことがあったし(そのときはコンドームに薬物を詰めて飲み込んでいた)、死ななかったとして取り出すときどうやってんのよとなると、もう考えたくなくなるのだが、このニュース読んで思い出した本をふたつ。
主人公の男が妙な女とかかわった挙句にコカインの運び屋にされ、コンドームにコカインを詰めて飲み込んで密輸するのだが、そのコンドームが腹の中で裂け、男はコカインのもたらす高揚と共に昇天して逝く。女のだらだらした独白の果てに聞き役となった男に訪れるこのラストはよかった。最後のことばは「おやすみなさい。」だった筈(たしかめずに記憶だけで書いています、ごめんなさい、村上龍は文章がいいよね、春樹よりいいのでは)
ドキュメンタリー ルーシー事件の真実―近年この事件ほど事実と報道が違う事件はない
- 作者: ルーシー事件真実究明班
- 出版社/メーカー: 真実究明班
- 発売日: 2007/05
- メディア: 単行本
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
この事件では、犯人とされた男性の周辺にいた人物が何人か変死したりして、解決と呼ぶにはすっきりしない部分が多い。変死した者のなかに、覚せい剤の過剰摂取で死んだ(自殺と疑われている)人がいた。