四国新聞2020年4月30日木曜日に「否定投稿 逆に拡散?」という記事が載っていた。
新型コロナ禍をめぐって、トイレットペーパーが品薄になる、というデマがネット上で拡散され、買い占めが起きたが、このデマの拡がり方を調べた東大大学院の研究者が、デマを拡散させたのはデマ本体のツイートではなく、デマを打ち消そうとする注意喚起の投稿だった可能性が高いと結論付けている。デマ本体よりも、注意喚起のツイートのほうの拡散が圧倒的だったためだ。
商品が売り切れ空っぽになった棚の写真がインスタグラムで大勢に見られたことも影響しているという。
記事から一部引用。
過去の感染症流行と比較しても情報量は爆発的に増加した。コンサルティング大手デトロイトトーマツグループによれば、SNSの普及を背景に情報伝達力(より多くの情報を速く詳細に伝える力)は2002~03年の重症急性呼吸器症候群(SARS)の流行時から68倍に急伸。情報の渦を制御するのは、困難になる一方だ。
この状況からWHOは「インフォデミック」という造語を挙げて警鐘することになったわけですが、ネット上、とくにSNS(昔はメールだった)でのウワサの拡散とそれにともなう害は、今回のコロナパニックに限らず、常にネット上にあるし、ネット上に限らず人から人へと口コミが伝わっていく際につきものの忌まわしさなわけですが、今回に関していえば、トイレットペーパーの買い占めくらいで済んでよかったということかもしれません。
それとは別に、新型コロナウィルスは、ツイッターでのデマ拡散に非常によく似た拡がり方を見せているなあというのもある、変異をくりかえしながら高速で広範囲に拡がっていく。
実際にコロナを伝播したのには、海外渡航をする人が増えたというのがいちばん大きいでしょう、だからネットよりは航空網のほうが原因としては大きいでしょう。でも、時代を映すという点で、コロナちゃんの動向はこのネット社会の陰画のように見えてくる。そして、自宅待機状態に置かれた人たちに気晴らしや外部とのつながりをもたらしてくれるのもインターネットだったりしています。皮肉な事態になってるってことか。
一月の武漢封鎖からまだ半年も経ってないんですね。新型コロナウィルスは新型ですからウィルスについては現在研究中なのでしょう、はっきりしたことはわからないまま。パンデミックについては全体像は終わってからでないと見えてこないんでしょうね。
新型コロナウィルスについては、ネット上で細切れを追いかけるよりも、新聞やNHKのニュース番組を見た方がいいなと思います。
さて、ロシアゴスキーでロシア産の人気アニメ「マーシャとクマ」が紹介されていました。
このアニメの設定になったおはなしは、子供のころ『ロシアの昔話』みたいな本で読んだことがありますね。ロシア語、まだアルファベットと単語を覚えている段階ですが、この原作になってる昔話をロシア語で読むのを目標にしてがんばっていきたいと思ってます。
もちろん、このアニメも、セリフ分かるようになりたいわ😃