三重県鳥羽市の鳥羽水族館は26日、飼育している深海生物ダイオウグソクムシの排便を2年ぶりに確認したと明らかにした。ダイオウグソクムシはダンゴムシの仲間としては世界最大。消化に時間がかかるため、めったに餌を食べず、排便のペースも遅いとされる。
同館は5匹を飼育している。12日に飼育員が水槽に浮いている未消化の魚のうろこを見つけた。飼育する前に食べたものとみられ、便が確認できたのは2018年4月以来。
担当学芸員の森滝丈也さん(50)は「今後、排便の中に餌として与えたものを確認できれば、消化に要する時間も分かり、生態解明の手掛かりになる」と話した。
この地上には、サバクトビバッタみたいなのがいる一方で、ダイオウグソクムシみたいな生き物もいるんですよ、神の懐の深さにはおののくときめく。
というわけで、人間の頭から出てくる多様性や宿便などの概念は、ま、細かいことでしょう、場面によっては大事かもしれないけど、おののく必要はないと思う。