容疑者100歳で死亡と見なし捜査終了

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27年前の殺人事件 容疑者が100歳で死亡とみなし捜査終了 山口

27年前、山口県下関市で男性の遺体の一部が見つかった事件で、警察が殺人の疑いで全国に指名手配していた当時74歳の父親について、生きていれば100歳になる去年、死亡したとみなして、容疑者死亡で書類送検し捜査を終わらせたことが分かりました。

この事件は27年前の平成7年11月に、下関市の海岸などで下関市出身の吉田卓三さん(当時37)の遺体の一部が見つかったもので、警察は父親の吉田富一容疑者(当時74)を殺人などの疑いで全国に指名手配しました。

しかし行方はつかめず、捜査の進展が見込めない状況で、吉田容疑者が生きていれば100歳となる去年10月、死亡したとみなして容疑者死亡で書類送検し、事実上捜査を終わらせました。

警察は時効が廃止された殺人などの罪で、容疑者を特定しているものの行方が分からない事件では、日本人の平均寿命を踏まえ、100歳に達した時に死亡したとみなすことにしていますが、実際の事件でこうした扱いをしたのは、今回が初めてだということです。

 

メモとして。