2001年から現在までのアフガニスタンの変遷を整理して述べ、大勢の人々が飢餓の危機に直面している現況を伝え、今しなければならない支援を訴えています。『世界』6月号を読んでみてください。
『世界』2022年1月号には村上優ペシャワール会会長「人と自然、人と人との和解へ ― アフガニスタン政変と中村医師の願い」が掲載されていましたが、アフガニスタンについては、ペシャワール会を通じて日本人もつながりをもてるところはありますね。
タリバン政権を認めない、としてなされている経済封鎖のせいで、ペシャワール会も銀行から現金が下せなくなって困ったりしているそうです。女性の権利も大切ですが、餓死が出そうになっている今はまず人が死なないようにしなければならない。タリバンが気に入らないからといって経済制裁を課したままアフガニスタンを忘れるようなことがあってはならない。9.11ショックでアメリカのアフガンアタックを許してしまった世界全体にアフガニスタンを忘れない義務がある。忘れたら、神に復讐されるであろう、そう思います。