ツイッターで出会った二人

www3.nhk.or.jp

これまでの調べで、北島容疑者と女性の携帯電話に残されていたツイッターのメッセージのやり取りがすべて削除されていたことが分かっていますが、さらに携帯電話を詳しく解析したところ、北島容疑者がツイッターで自殺志願者を募るという趣旨の投稿をし、手伝うなどとやり取りしていた疑いがあることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。

座間9遺体事件も、ツイッターを媒介にして被害者と加害者が出会っていたのを思い出しました。

自分はツイッター利用してなくて、ツイッター見るのははてなブックマークで話題になってるところからで、利用してなくてもブラウザで見られるので時々覗くようになってたんですが最近それも飽きてきたというか、あまり見ないほうがいいのかもになってきてるところで、だからそういうツイッター弱者としての感想になりますが。

座間9遺体事件の発端になったツイッターでのやりとりとか、今回の事件のようなツイッターで自殺志願者募集とか、事件が起きてニュースになるとずいぶんきわどいというかどぎついというか、そういうやりとりがツイッター上でなされてたんだなって思うわけですよ。でも、そういうの、はてなブックマークには上がってこないですね。はてなに限らず、事件にでもならない限りは当事者以外は気がつかないみたいね。

だいぶ前ですが、列車が入り込んでくる瞬間に線路に飛び込んで自殺する光景をスマホ自撮りでネット上に流した女子高生がいて、そのときも動画が話題になった後で、その自殺した女子高生のツイッターも特定されてたけれども、向精神薬を飲んでたのかな、調子が悪い、しんどい、死にたい、みたいなツイートが並んでて、他の人とやりとりしたりした形跡はなかったけれども、後になってから見ると自殺してもおかしくないような書き込みがずっと続いていてね。でも、自殺動画ネット掲載されるまではそんなツイートに誰も気がついてないみたいな、あの光景。

ツイッターってなんなんだろうなって。はてな的注目度だけ見てわかったような気分になってはいけないんだろう(これはツイッターに限ったことではないけれども)。だいたいはてなしかネットで見てない者としては、あらためてそう思ったのです。

 

ドローンからAI兵器へ

サウジアラビアの石油施設がドローン攻撃を受けました。既に各地で戦闘に使われているドローン、そしてAIの進歩によって、AI兵器への危機感が高まっています。

www3.nhk.or.jp

『世界』2019.10 (no.925)では、「AI兵器と人類」という特集が組まれています。

 

 

websekai.iwanami.co.jp

超小型の完全自律型AI兵器というと、村上龍『歌うクジラ』に出てきた、ハチみたいな兵器が反逆者を襲ってくる場面を思い出します。スピルバーグの映画「マイノリティ・リポート」では、クモみたいな捜査機がアパートの隙間から部屋に入り込んで、中にいる人が何者か調べていましたね。ああいうSFに出てくる兵器が現実化されようとしているのです。人間はどうそれを利用したらよいのか、テクノロジーの出現で人間の側の感性にどんな変容が起きるのか、危機を回避するにはどうすべきなのか。『世界』の特集を読んでみてください。

アサド大統領がアメリカのテレビのインタヴューで、市民にもたらしている惨禍について問われると、「それなら、アメリカがアフガニスタンで使っている最新鋭のドローンがどれだけ民間人を殺傷しているか」と言って、テロとの戦争に巻き込まれる被害者が出るのはどこでも同じでしょう、と反駁していましたね。(だからいいというものではないだろうが)

ともかく、村上龍の想像力は悪夢を予見する傾向があるので、AI兵器は要注意でしょう。

 

歌うクジラ(上) (講談社文庫)

歌うクジラ(上) (講談社文庫)

 

 

 

歌うクジラ(下) (講談社文庫)

歌うクジラ(下) (講談社文庫)

 

 

 

 

 関連:高橋和夫の国際政治ブログ

ameblo.jp

 

 

 

 

津田大介さんとのイベント中止/札幌芸術祭、安全確保が困難

www.shikoku-np.co.jp

 実行委に苦情や脅迫は来ていないが、「円滑に運営することが困難」として、中止に踏み切った。

苦情や脅迫は来ていないのに、危険物と見なされご遠慮ください扱いになってる津田大介。「参加者の安全を確保することが困難と判断」されてのことだが、たぶんガソリンを呼び込む男というオーラがまだ出ているのだろう。

『世界』10月号でもあいちトリエンナーレについての記事が出ています。

 

世界 2019年 10 月号 [雑誌]

世界 2019年 10 月号 [雑誌]

 

 

websekai.iwanami.co.jp

後にいたずらだと判明したとはいえ、京アニ放火事件の記憶が生々しいときに変なファックスが来たので用心して中止(もしくは休止)という判断は分かるのですが、記者会見でファックスの内容をそのまま言う必要はなかったのではないか。あいまいに「会場を襲撃するという内容の」とか、ぼかして言うので十分だった筈。たらればなおはなしになってしまうが、あれで青葉ガソリン伝説が生成された印象がある。

電凸対策は頭が痛い問題になりそうだが、電凸という手法はかつては左派というかリベラル市民もとってきたものなので、悪として断罪することはできない。

 

 

「アマゾンは地球の酸素の20%を生産」は誤り

natgeo.nikkeibp.co.jp

勉強になりました。というか、私も「アマゾンは地球の酸素の20%を生産」というのを聞きかじってて、そう思い込んでいました。どこで聞いたのだろう? テレビか雑誌でになるだろうけれども。

上の記事では、それでもアマゾンの生物の多様性が維持されるほうがいいから、森林破壊はよくない、ということです。

追記 2019-09-01

 そういや、子どもの頃、ニュースでチクロチクロ言ってたのを思い出す。あれも、まちがいだったということですね。

新種のクジラ「クロツチクジラ」

research-er.jp

北海道オホーツク海沿岸に生息していながら、いままで気づかれてなかったのはすごい。なんかまた、上手に隠れていたのに見つかってしまった事件なのか。ただ、記事を読むと漁師は以前からなんか黒いのがいるので、ツチクジラとは区別してクロツチクジラと呼んでいたそうで、見つかっちゃったというより、はっきり分類されてしまったということなのでしょうね。黒地の毛並みがちょっとおしゃれな小柄なクジラ。

『世界』2019.9 特集2 アフリカ 人々が変える大陸

www.shikoku-np.co.jp

アフリカ開発会議TICAD)がニュースに出ていましたね。『世界』2019.9 (no.924)では、アフリカが特集されていました。勝俣誠『世界の中のアフリカ』では、アフリカの現状を伝えつつ、社会開発面では日中協力の道を探るのが得策ではないかとの考えが述べられています。日中ともそれぞれに、これからのアフリカに役立つであろうノウハウを持っているからです。くわしくは『世界』を読んでみてください。

他には、アフリカの大学事情について、これも開国して近代化しようとしていた昔の日本を思い出させる面と、植民地にされていたせいで宗主国の言語が公用語となっており、民衆が話す現地語と大学で学ぶ際に用いる言語が異なるという面では日本とは大きく違っており、日本語でほぼ用足りてしまう日本のありがたさをあらためて感じるのと同時に、多言語状態のよさもあるだろうなという、これは自分が外国語学習中のせいか、そういう想像もしてしまうのですね。でも、根っこは、日本語でどんな勉強もできる環境を整えてくれた先人たちに感謝感謝の気分でいっぱいになります。

ほかにも、アフリカのことがいろいろ出ていますので、『世界』、読んでみてね。

 

世界 2019年 09 月号 [雑誌]

世界 2019年 09 月号 [雑誌]

 

websekai.iwanami.co.jp

 さて、アフリカといえば映画ファンにとって気になるのはノリウッドですよね。

wired.jp

↑は2013年のインタヴューですので、いまはもっと映画産業が前へ進んでいるのでしょうが、始まったころは、低予算でビデオで見られるという、日本のVシネっぽい雰囲気がしますよね。一時期、日本のVシネをよくレンタルして見ていました。インタヴューではアフォラヤン監督が、世界市場で愛される映画を作れるようになりたいと語っていますので、これからが楽しみ。携帯電話の普及もそうでしたが、アフリカの新興地のほうが、ネットなど新しいインフラに適応するのは早い面もあるので、ネットに適合した方法も生み出されるのではないでしょうか。