『世界』2022年9月号 武井彩佳「歴史否定論と陰謀論」

 

歴史修正主義の強毒化変異体のような歴史否定論。SNSの普及でかつてはアングラに押しとどめられていた言説が拡散されるようになり、中世からなじみ深い陰謀論の語りを混ぜることで聞く耳を増やしてしまう。オルタナティブ・ファクト、ポストトゥルースに続いてオルタナ・ヒストリーが台頭してきている。

 具体的にどのようなものなのか、それが勢力を得ないようにするにはどうすればいいのか。歴史学者だけではなく、マスメディアの役割も重要になるだろう。

 くわしくは『世界』9月号でお読みください。

 この記事の中に出てくる、アメリカの歴史家デボラ・リップシュタットが、著作で名指しで批判した英国人ホロコースト否定論者にロンドンで名誉棄損で訴えられ、法廷でホロコースト否定論のウソを暴けるならと、裁判を戦う過程が映画化されています。アマゾン・プライム・ヴィデオで見られます。

否定と肯定」(原題:Denial; 2016年、英米合作、監督:ミック・ジャクソン; 主演:レイチェル・ワイズ

www.amazon.co.jp

 

『世界』2022年9月号

 

 

阿部海太「民話採光9 船から眺む星々」
 夏向きの涼しげな色彩、メロンソーダみたいな。ボートに乗って中空に浮かんでいる男は天から地上に流されているところ、「あーっ………」な気分かな。夏の切なさ、クール・アンド・ザ・ギャングの「サマー・マッドネス」が聴こえてきそうな絵。おはなしは奄美の昔話「冬瓜と縦切り」。
 
森さやか「いま、この惑星で起きていること 33 霞むハーベストムーン」
 西欧ではハーベストムーン(収穫の月)と呼ばれる9月の満月だが、今年はウクライナとロシアの戦争に加えて、高温や干ばつで農業が打撃を受けている。アメリカ西南部やメキシコでの慢性的干ばつ、アメリカ南部と北東部の急性の干ばつ、ヨーロッパを襲った熱波。具体的にどのような被害が出たのか。一方、ラニーニャ現象でオーストラリアは雨に恵まれ大豊作となったが、大雨による農家の損害も出た。
 また、2030年代からは月が原因で洪水が増えそうだとの予測も。
 くわしくは『世界』9月号で読んでみてください。
 
斎藤貴男「経済安保の人脈と文脈 第4回(最終回) 利権に蠢く」
 EYストラテジー・アンド・コンサルティングの國分俊史からの、著者の取材申し入れを拒否するメールの引用から始まる。返信メールには「EYに関して触れる場合には、名誉棄損でEYグローバルが動く可能性を織り込んで書くことをお勧め致します」とあった。くわしくは『世界』9月号で読んでもらいたいが、経済安保では、私企業が公安と連動することを欲しているのだな、と。

 

特集は

  • 歴史否定論 克服は可能か?
  • 元首相銃撃殺害 何が問われているのか


『世界』9月号を読んでね! 
 

レインボーユーカリ

こんな木があるんだ、知らなかった。

はじめはフェイクかと疑ったりしたけど、調べるとほんとうにあるのね。すごい!

ja.wikipedia.org

ホワイトハウスに落雷

 

ザワヒリ暗殺やペロシ台湾訪問が、中間選挙にらんでの民主党やってますアピールだったてんのなら、雷落とされてもしかたないと思った。

(でもそれくらいじゃなんにも変わらないんだろうけどね……)

『世界』2022年8月号 村井敏邦「サイバー警察局の設置は何を意味しているか 国家警察への回帰」

 

 

 本年3月3日、警察庁にサイバー警察局を設置する警察法改正法が成立した。
 この法案については、自治体警察制度を形骸化し、警察制度が中央集権化されるのではとの危惧から、弁護士や学者らが早くから声明を発表していたが、さして話題にされないまま、あっさりと改正法は成立した。
 国家警察への回帰、ともみなされるサイバー警察局設置の問題点とは何か。くわしくは『世界』8月号をお読みください。

 文中で、サイバー犯罪対策、ということで、いいことだと見た人が多かったのではないか、とあったが、それはありそうですね。侮辱罪厳罰化も、木村花自殺というショッキングな事件のせいで、ああいう事態を防げるのならばと肯定的に受けとめられている。

 また、サイバー警察局設置は、『世界』7月号の斎藤貴男「経済安保の人脈と文脈 第2回」で触れられていた、経済安保体制での米英との連携とも関係していそうです。

 

 このところ、大きく世界の流れ、時代の流れが変わってきていますね。どうなるんでしょうね……

カエンタケに注意!

ぱっと見てすぐ覚える形状ですよね。カエンタケのカエンは火炎なんだろうな。

「触るだけでも大変危険」だそうです。夏休み、気をつけましょうね!