ギャグマンガ

 

こういう4コマのりのマンガ大好きです これは絵がちょっと不穏なところがアダルティーでしょうか ギャグ、いまやりにくくなってる(どうしても笑いは人を傷つけるとげがあるから)と思われますが、がんばってもらいたい 🎉

 

あみぐるみジェントルマン

 

衣装がとっても似合っててすてき 😍

『世界』2024年9月号 友寄元樹「ニューカレドニア 民衆はなぜ蜂起したのか」

 

フランスによる植民地支配の歴史、入植者により迫害された先住民カナクの苦難、1960年代後半からはじまった独立運動、フランス政府の対応、などが簡潔にまとめられています。

 2024年5月の民衆蜂起、フランス政府による非常事態宣言は、カナクを中心とした独立派が反対するなかで、パリの国民議会でニューカレドニア地方への選挙権拡大に関する憲法改定の議論が進められていたことが発端となった。脱植民地化を進めるヌメア協定の下、何度かニューカレドニア住民投票が行われているが、第三回住民投票は独立派住民が不参加で、投票率は五割に満たなかったという。

 カナクの不参加理由としては、2021年からニューカレドニアはコロナ禍に見舞われ、大勢の死者が出た。カナクは一年の服喪期間を置く習慣があり、服喪期間が終わるまで住民投票は待って欲しいというのがカナクの要望だった。しかし、フランス政府は聞き入れなかった。

 投票率の低いままなされた住民投票の結果をもって、マクロン大統領は「ニューカレドニア住民はフランスに留まることを選択した」と演説。独立派は大反発、民衆蜂起。

 くわしくは『世界』9月号で読んでください。

 

 カナクの風習を無視する、というのは、ライシテもあるんでしょうが、読む限りはやはり植民地の先住民を軽視するからでしょうね。読んでいてそう思いました。

 

 さて、ライシテですが、イスラム教徒がそのせいで「?」な規制で、こまっているように見えることがあります。

 たとえば、ブルキニ。あれはサーフィンしている人が着ている水着と大差ないというか、ほとんど同じものにしか見えないのですが、なぜブルキニは禁止されるのでしょう。海水浴場でブルキニ着ている女性が警官に命令されてその場で脱がされている写真を報道で見たことがあります。ショックでした。

 そして、ヒジャブ。あれも、顔をすっぽり隠すものではなく、髪の毛を覆っているだけなので、スカーフで頭を覆うのはイスラム教徒でなくてもすることですから、ああまで目の敵にすることはないのに、と思ってしまう。日本でも、自分が子供の頃は女性でスカーフを頭につけて髪をまとめている人はめずらしくなかったです。いまでもおしゃれ目的で頭にスカーフ巻く人はいるんじゃないでしょうか。

 フランスはイスラム圏からの移民が増えて、過去にはイスラム系によるテロも起きているので、日本人にはわからないフランスの事情はあるのでしょうけれども、ブルキニヒジャブが何故禁止されるのかふしぎです。どちらも女性の衣服だったりしてるのも、なぞというか、あれなんだな。