四国新聞2007年2月18日より引用
『SIGHT』でペシャワール会の中村哲医師が、アフガン攻撃、イラク攻撃をする米に日本が追従した後、現地での日本に対する見方が変わって、これまでなら日本人であるがために仕事がうまくいったり、命拾いしたりすることもあったのが、いまや日本人であるがために襲撃の対象になりつつあると話していました。ほかにも、テレビや新聞で、海外で活動するNGOのメンバーや商社関係者が同様の発言をしていたのを記憶しています。
中東やイスラム圏の事情に誰よりもくわしい人たちの意見がないがしろにされているのを知ると、権力というものの強さをあらためて見せつけられるような気がします。
そんなにも強い立場にいるのだから、権力者は被害者意識など持ったりしてはいけないと思う。似合わないしね。