選挙区の事情や雰囲気は地元の人でないとわかりようがないので、なぜなのかはよくわからないが、自民党の加藤紘一は落選してしまった。リベラルからは、現在の自民党の中では貴重な存在に見えるリベラルな志向性を持った加藤紘一の落選をくやしがる声が上がっている。
ところで、私にとっては加藤紘一というのは、自民党内リベラルということより先に、いち早くネットにはまった政治家という像が浮かんでくる人物だったりする。２ちゃんねらーのオフ会に顔を出したりしていなかったか。加藤の乱というのも、２ちゃんねるの書き込みに影響されてのものだったと記憶しているのだが。
加藤紘一には、当時の２ちゃんねるの雰囲気がどんなだったか、くわしく書いてもらいたい気もする。
あのころはインターネットに親しんでいる政治家という存在そのものがめずらしかったが、いまはもうそうではない。そして、ツイッターで悪目立ちするのはどちらかといえば右派タカ派な先生方が多いようだ。どうもツイッターをやりはじめて馴れてきてネットハイみたいになりがちな時期の政治家が多いようで、そのうち飽きるのではないかと思われるが、いや飽きるというよりなんかひどくあたりまえの日常の一部になってしまって、べつにどうということもないものになるのかな。もうそうなってるのかもしれない。
