「双頭のマムシ」死す

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「双頭のマムシ」死す 群馬・太田市のジャパン・スネークセンター 研究員「感謝したい」

公開:2023/11/24 17:00

 ジャパン・スネークセンター(群馬県太田市藪塚町)で飼育していた、頭が二つある「双頭のニホンマムシ」が今月中旬に死んだ。珍しい奇形の個体で、今月上旬の一般公開では4日間でおよそ3500人近くが訪れ、興味深く観察していた。

 マムシは野生で発見され、10月31日に生後1カ月程度の状態でセンターが保護した。体長は15センチ程度。右頭部からのみえさを食べていたという。

 左頭部の口の中に奇形が見られ、気道がほぼふさがって呼吸ができない状態だった。動物的な生活は右頭部が担い、左頭部は血管による脳への酸素供給だけだったと考えられる。また、体内に残っていたふんの状態から、餌の消化はできたが、吸収が難しかった可能性がある。

 マムシはセンターで病理解剖し、CTやエックス線、エコーなどであらゆるデータを記録した。現在、3Dデータの構築と標本化の準備を進めている。

 担当した同センター研究員の高木優さん(28)は「一般的に忌み嫌われがちなニホンマムシだが、今回の双頭個体はその前提すら飛び越えて、生態や奇形の特性を正しく普及する機会を与えてくれた。そこに携われたことに大きな意義を感じている。感謝したい」と話した。

メモとして。

 

 

動物はみんな天国に行く、というより、みな神の分身であろう。人にとっては敵になってもそれは荒ぶる神の化身だろう。おとぎばなし脳にはそう映っている。

人は世界から疎外されているので、つながるのに苦労するのだ 😔