映画「靖国」公開

「靖国」混乱なく初公開/厳戒の中、客足好調 - 四国新聞社
よかったですね、ですませたいところだが、昨日はこんなニュースも出てて。
映画「靖国」街宣の右翼団体構成員ら逮捕 - MSN産経ニュース
『世間の注目が集まってしまった映画「靖国」公開。ここで右翼に派手な抗議活動でもされて一般市民に迷惑がかかったら、警察の面子が立たないんだよ。そこんとこ、わかってるな? わかってるよな? な?』
ニュースを読んだだけで何故か上記のような幻聴が脳裏をよぎるのは、私が東映映画を観すぎているせいなのだろうが、時機といい逮捕理由といい、これ、対右翼効果を狙った逮捕に見えてしかたがない。
そのおかげでか、混乱なく初公開、客足好調、となっているそうで、ひと安心だが、でも、これでよかったのか?
右翼の街宣活動は特殊視されがちだが、市民団体による路上でのビラまきやデモだって、街宣活動の一種だろう。それが迷惑だってことになったら警察が面子をかけて取り締まることになるのではないか。
左翼側は、すでにこれまで何の問題もなく行なってきたマンションへのビラ配りをしていると、ある日突然住居侵入罪だとして逮捕され有罪とされるなど、すでに理不尽な目にあっているわけだが、今回の右翼逮捕も似た印象を受ける。
この後どうなるか、続報を待ちたい。