6月

おはようございます。蒸し暑しです。雨が降るのでしょうか。梅雨の季節になりましたね。
朝ぼんやりと思ったことを書いておきたいと思います。林真理子が1986年に直木賞を取り、今年は姫野カオルコがやっと直木賞を取りました。お二人が自分の力で勝ち取った成果には敬意と賞賛の気持ちを抱いています。しかし一方で、これは何かの始まりではなく終わりを象徴する出来事なのだなという感慨も覚えるのですね。
終わり、といっても、幼年期が終わった、とか、いやべつに少年期でも青年期でもいいんですが、まあ、そういったことなのですが。
漠然としすぎていますが、ふと朝書いておきたくなりました。私自身はむしろよかったなあという風に受け止めていますが(そこには姫野カオルコ受賞おめでとう! という気持ちも入っています)、これは人それぞれ、むしろ没落の予感にとらわれて被害妄想的になっている方たちもいらっしゃるのでしょうね。でもそれたぶん、文字通り被害妄想なんですよ、ええ。世は事もなし、です。
イラスト:blue daisy