ジョウコウジザクラ

小豆島霊場八番札所・常光寺にだけ咲く桜。

品種は二十年ほど前に鑑定したが不明で、ソメイヨシノと寒桜を掛け合わせたものとの説がある。約四十年前には五、六本あったが、現在は二本だけが残っている。
「ジョウコウジザクラ」例年より2週間早く開花

写真
咲くのが早い今年の桜は散るのも早いということなのかな。

石原慎太郎(作家)

文藝春秋2007年3月号の「特別鼎談 我らが青春の芥川賞を語ろう」では、三世代の受賞者が初めて顔を合わせて語り合う、ということで、次の三人の作家の名が並んでいるのです。()内が名前の横についていた肩書きね。

石原慎太郎の肩書きが「作家」なのに注目。芥川賞についての鼎談なので「作家」として登場、なのかもしれませんが、石原は政治家ではない顔も持っているのですよね。そして、こんな発言もしているのですよ。

石原
僕は政治家になって良かったと思うのは、やっぱりいろんな人間の姿を見ていますから、作家として長生きできていると思う。いろんなものが湧いてきますよ。僕は今、どうしても書きたい長編小説が七本もあります。人生、間に合わない感じがする。そんな愚痴は贅沢かもしれないけれど。

文藝春秋2007年3月号 p131)

みなさん。作家石原を応援してみませんか?「間に合わない感じ」がしているなら、ここで本業にもどって七本の長編小説執筆に専念してもらうとか。
石原の不幸の一端は、政治家やってても作家気質がどうにも消せないところにあると見えるので、作家としての石原をもっとおもしろがってみるのもいいんじゃないかと思うのです。