民主党が連立の打診拒否

福田康夫首相(自民党総裁)は2日午後、国会内で民主党小沢一郎代表と2回目の党首会談を行い、自民党民主党の連立協議を打診。衆院小選挙区制を中選挙区制に見直す考えを示した。連立協議について小沢氏は回答を留保したが、民主党は会談後の役員会で拒否することを決定。小沢氏は電話で首相に、「連立はのめない、受諾できない」と伝えた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/071102/plc0711022355021-n1.htm

とりあえず、ひと安心、かな。
テレビのニュースで見た印象では、民主党の役員会ではNOが圧倒的だったようだが、小沢個人となると「連立もありかな」と考えているのではないだろうか。昨日は普段より念入りに眉を描いていたようにお見受けしたが(勝負眉?)、記者の質問に伏し目がちになりつつ小沢的よもよもモードで返答しているお姿からは、小沢さんは拒否感100%なわけではないんだな、というように見えた。いつもああいう喋り方してるんですけどと言われればそれまでだけどね。
町村信孝官房長官「ノーという答えがこんなに早くあるとは率直に意外で、残念だ」と答えていたが、本気で言っているのだろうか。
自民党はマジで自民党員と自民党支持者以外は日本に存在しないと考えているのか?いや、仮にそうだとしても、いまさらべつにおどろかないけれどね。
それより自民党公明党が連立解消すると言い出さないように気を使わないといけないのではないだろうか。
またそれよりもなによりも、鳩山邦夫をなんとかしないとやばいだろう。

本日の鳩山法相

TBS NEWS EYE より

鳩山法相「日本にはテロリストがいる」

 鳩山邦夫法務大臣が3日、地元選挙区の福岡県で「日本にはテロリストがいることを知っている」と発言しました。
 「本当のことを、事実を言うと、みんながびっくりしてマスコミが騒ぐ。この国をテロから守る。テロリストの怖いのが平気でこの国をうろうろしている。私はその事実を知っているから申し上げている」(鳩山邦夫 法相)

 これは、鳩山邦夫法務大臣が3日、地元選挙区で行なわれた祭りに参加した際、発言したものです。

 鳩山大臣は先月、「友人の友人がアルカイダ」などと発言、官房長官から「軽率だ」と注意を受け、謝罪したばかりでした。(03日20:07)

http://news.tbs.co.jp/top_news/top_news3698588.html

また邦夫!!と笑ってすませたいところだが。
この「テロリストが日本にいる」ということの根拠が都市伝説だろうがなんだろうがそれとは別に、邦夫から伝わってくるものがある。
鳩山法相は本気だ。
本気で国内治安維持のために監視を強めるつもりなのだ。
指紋押捺はいまのところ外国人だけなのかもしれないが、そのうち日本人もしなければならなくなるかもしれない。
IDカードの携帯が義務づけられる。
監視カメラがいたるところに設置される。
認証やデータ管理にはITが利用されるだろうから、そこに利権が発生する……
暗い想像力に火をつける鳩山法相。
そしてそれとはまたべつに、「鳩山邦夫」というキャラに対する興味もまだ尾を引く。こんなすごいキャラが、これまでなぜ埋もれたままだったのか?早いとこみんなが気がついていれば手の打ちようもあっただろうに。
今や法務大臣になっちゃってるんだぜ?
鳩山邦夫。これはまだはじまりにすぎないのかもしれない。