日中首脳共同会見のときと同様、福田首相、よかったじゃないですか。淡々とそつなく、しかし言うべきことは言っていたと私は思いました。
そつがない≒おもしろみがない、ということで、マスコミ的にはあまりよくないということになるのかもしれませんが、私は福田さんの答弁は味わい深いものがあるとすら感じてますね。
淡々とした口調がよく「他人事みたいな言い方をする」と不評を買う一因になったりもしていますが、じゃあどんな喋り方をすればいいのでしょうか。福田さんは、質問には妙なはぐらかし方をすることなくまともに答えていると思います。
あたりまえすぎる≒おもしろみがない、ということで、マスコミ的にはおいしくないということになるのかもしれませんが、そんなもんどうでもいいことなのではないでしょうか。
福田首相ですが、あたりまえに評価されることが少ないように見えるのですね。不満点を指摘する前に普通に評価されてないと、批判も歪んでくるのではないかと思ったりします。