ブラシシモ・ウィーン ニューイヤーコンサート2009

「ブラシシモ・ウィーン」17日、丸亀で公演 - 四国新聞社
ウィーンの金管五重奏団、ブラシシモ・ウィーンの『金と銀』と題されたニューイヤーコンサートに行ってきました。
景気のいいウィリアム・テル序曲からはじまる楽しいコンサートでした。楽曲の紹介は、ウィーンからやってきた楽団員が、おそらくローマ字で書かれた日本語を読み上げる形で進行。金管楽器がライトを受けてきらきら輝く様は、新年にふさわしい明るい気分にさせてくれます。吹奏楽でおなじみの曲だけでなく、他の楽器のために作られた曲も金管五重奏用にアレンジして聴かせてくれました。打楽器もたくみに用いてアクセントをつけています。
歌劇『魔笛』をコスプレでやってくれたりというお楽しみも。夜の女王はチューバでしたが、ほんとうに人の声みたいでおもしろかったです。パパゲーナのコスプレをやったのはやせた禿げ頭の人でしたが、ワンピースが着映えしてマジきれいに見えた。歌舞伎なんか見ると男のほうが体型的に着物はきれいに着付けれらるんだなと思うけど、ワンピースもやせた男はきれいに着こなせるんだ。オレンジ色のおさげのかつらもかわいい。桂歌丸の女装がいつもきれいにきまっているのを思い出した。何を鑑賞しに行ったんだろう、私は。
トランペットでの猫の声も猫らしく、またウィーンですからワルツもばっちり、それから鉄腕アトムのテーマも元気よく、新年から盛り上がったコンサートでした。
金管楽器の響きは晴れやかな気分にさせてくれるのですね。新年おめでとうによく似合う音色だったと思いました。