四国新聞 http://www.shikoku-np.co.jp/national/culture_entertainment/20141201000345
私にとってはリアルタイムで観た映画スターとして記憶されます。訃報を知りちょっと意外だったのは高倉健とそんなに年がちがわないのですね。健さんより若いイメージだったのですが、スターになるのが遅かったせいなのでしょうか。
代表作は「仁義なき戦い」になるのでしょうが、東映版寅さんだったトラック野郎はやくざ映画嫌いな人も気楽にたのしめるシリーズだったと思いますよ。どうにも東映なのはたしかでそれだけで好き嫌いが分かれるのかもしれませんけれども。トラック野郎の主題歌「一番星ブルース」は作詞：阿木燿子、作曲：宇崎竜童、菅原文太と愛川欽也が歌っております。
山城新伍が脚本・監督した「やくざ道入門」（1994年）は文太と加織の親子共演、撮影中にのってきた文太が主題歌を歌いたいといいだし、急遽山城新伍が作詞して文太が歌っておりますが、これは菅原文太版「グラン・トリノ」だと私は認識しています。作品自体が忘れられかかっているようなのが残念、これもテレビ放映可能なほのぼのした内容なので、ぜひ再発見されて欲しい。
文太さん、大好きでしたよ、ありがとう！ 合掌。
