I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE

チャーリー・ブラウンの通う学校に素敵な赤毛の女の子が転校してくる。
ぶきっちょなチャーリー・ブラウンは、いっしょに遊ぶ子供たちの間でドジなキャラクターが定着してしまっていることに悩んでいた。いちばんの友だちスヌーピーはいつでもチャーリーの味方だったが、犬だった。ある日、チャーリーのクラスに赤毛の女の子が転校してくる。チャーリーは彼女なら先入観を持たずに自分とつきあってくれるのではと期待するのだが。……
3Dで観たかったのですが、時間の都合で2D鑑賞となりました。でも、大満足。音楽、色彩、アクション、ギャグ、ほんのりペーソスとハートウォーミングも。すばらしいピーナッツムービー!
明るい色彩のほんわかした世界でまるっこい輪郭のキャラクターたちが躍動します。スヌーピーレッドバロンの航空対決もあり、大昔のアメリカ映画の楽しさを活かしつつピーナッツバター風味で仕上げたかんじかな。スヌーピーは喋らないので、ハーポ・マルクスみたいでしたよ。
子どもの頃スヌーピーが好きだった人なら大人でも楽しめます。100分。
舞台は子供の頃テレビで見たアメリカの郊外住宅地を思い出させます。昔日本の家庭にもあったような黒いダイヤル式の電話、それとチャーリーが万年筆使ってたからまだボールペンがなかった時代なのだろうか? 50年代初期くらいのイメージなんでしょうかね。スヌーピーのマンガの世界だといわれればそれまでですけれども。
そういえば「ドラえもん」や「サザエさん」も、テレビのアニメで観る世界は、私が小学生だった頃から何も変わっていないような気がする。ずーっと見続けているわけではないので、はっきりとは言い切れないけれど。
帰り途中本屋へ寄ると、新書新刊コーナーにスヌーピーの本が出てたので買いました。

きっと大丈夫と思えるスヌーピー (祥伝社新書)

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