とりあえずバウネットとNHKの裁判に注目

MEKIKI-net(http://www.jca.apc.org/mekiki/)
メール・ニュース Vol.17(6)(http://www.jca.apc.org/mekiki/vol17_6.htm)

 実際には「結審するかどうかの判断」が先送りされたかたちです。しかも3ヶ月も先に。人事異動を経て裁判官の交代も予想され、どのような判断になるのか予断を許さないのが実情。裁判長は「土俵を設定するように」と言い置いたそうです。裁判官だけでなく、訴えの内容にも変更が加わる可能性があります。
(中略)
◆次回控訴審口頭弁論は、4月25日(月)午前11時からです。

朝日捏造疑惑で頭がいっぱいの状態から、だいぶ平常に戻ってきて、マスコミ全般、うわさの広がり方などにも関心が向くようになりました。別のカテゴリーを作って、ぼちぼちと書いていくことにします。

バウネットについて

殿下さまのブログ(http://blog.goo.ne.jp/takkie0516/)のコメント欄に、バウネットについての情報が書き込まれていました。
http://blog.goo.ne.jp/takkie0516/e/1d77fbcc0be8833ec5da5e2758d8c584

カンパは4000万円 (リンガ)
2005-02-08 00:24:15
結局どこから金が集まったのかはわかりませんがとりあえず、ご参考まで。


この「法廷」の国際的な交渉はわたしがほとんど手がけていたが、他のメンバーが担っていた
国内の準備も実に大変だった。いちばん苦労したのはお金集めだった。そのために、「一万人キャンペーン」といって、2000円ずつ一万人の人にお願いするキャンペーンを展開する一方、あらゆるところに協力カンパのお願いに行った。実際には4000万円ほど集まった。

松井やより著 愛と怒り 戦う勇気 岩波書店2003年

同コメント欄より、etranger(http://webscrawl-jp.blogspot.com/)氏がNGOについて詳しい説明を書かれています。一部引用します。

NGO連合というのは、寄り合い所帯なので、それぞれが持ってる資格や能力を有効活用して、一つの目的を達成するために団結して活動を進めるという性質を持っています。VAWW-NETの場合は、それ自体はNGOのゆるやかな連合体なのでNGO認定も国連との協議資格(ECOSOCII)も持ちませんが、 VAWW-NETに属する「ジェンダー正義のための女性コーカス」という国連の経済社会理事会と協議資格を持つNGOが国連との窓口になっているおかげで、国際的にその存在を認知されています。そしてこのコーカスもまた、実はNGO市民連合の連合体だったりします。

ジェンダー正義のための女性コーカス(http://www.iccwomen.org/archive/index.html)

VAWW-NETは45のNGOや市民団体から成り立っており、その実態はゆるやかなNGOの連合体というものです。その中心となる存在(事務局)がフィリピンに本部を置くアジア女性人権センター(ASCENT)です。VAWW-NETジャパンは、対戦中の旧日本軍の戦争責任の追求を担当とするために生まれた、その日本支部(チャプター)です。この日本支部の事務局を行っているのが、故松井やよりさんが創設したアジア女性資料センター(AJWRC)というわけです。

2ちゃんねるを覗いてみると、番組放映当時の過去ログのURLが貼られていました。当時から2ちゃんねるでは話題になっていたのですね。書き込みの内容は、現在立てられているスレッドと、そう違わないような印象です。
NHKが極左団体に加担!女性戦犯法廷特集を放送!(http://natto.2ch.net/mass/kako/980/980506763.html)

付記

なにか疲れました。勝手に舞い上がってただけなんだけどね…トラックバックが分かっただけでもよかったというかね。