左派は内ゲバがお好き

アサヒコムを見ていたら、こんな記事が目につきました。
http://www.asahi.com/national/update/0217/025.html

革労協活動拠点12カ所捜索 防衛庁への金属弾発射事件

 昨年2月に東京都新宿区内の墓地から防衛庁に向けて金属弾が発射された事件で、警視庁などは17日午前、「赤砦社」(台東区)など革労協反主流派の7都府県の活動拠点12カ所を銃刀法違反(所持、発射)などの疑いで家宅捜索した。

 公安部の調べでは、同派は昨年2月17日夜、新宿区原町2丁目にある寺の墓地から、約550メートル離れた同区市谷本村町防衛庁を狙って金属弾1発を発射するなどした疑い。同庁近くの小学校の校庭に着弾していた。

(02/17 16:59)

「赤砦社」は「革労恊反主流派」…ということは、「革労恊主流派」に属するグループもいろいろあるわけですね。この、左派全体が劣勢でありながら、なおセクト争いがやめられない、というのは、ある種の潔癖さの現れなんでありましょうけれど、そこまで潔癖にはなかなかなれない一般人から左派が敬遠される原因の一つでもありましょう。
国境を越えた連帯を!と、簡単に言うのはやめたほうがいいですよ。我身を振り返ってみてください。
「赤砦社」でぐぐると、こんなサイトが出てきました。
鈴木邦男をぶっとばせ!(http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/index.html)
エンタメとしても楽しめるサイトになってますね。「寄稿」という項目に、新左翼についての文章がありました。ユーモア(のようなもの)も感じられて、なかなかです。真剣に過激派やってる人がどう思うのかはよくわかりませんが…
がんばるな!?新左翼・乃木坂うづき:

  1. 革労恊の分裂とゲバルトの美学(http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/ganbaruna001.html)
  2. 後世に遺そう「新左翼」文化(http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/ganbaruna002.html)
  3. ステ貼りは芸術だ(http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/ganbaruna003.html)
  4. 生き残り戦略はつまらんのだ(http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/ganbaruna004.html)

労働者階級に依拠しない突出した行動を「プチブル急進主義」と規定し、これを彼等は克服すべきと考えている。しかし、それではいけないのだ。後先考えず暴れてこそ華なのだ。
 万人の支持を期待すれば、少数の支持さえ得られなくなるかも知れないではないか。 マックス・ウェーバーのいう、「政治の結果責任」なんぞに縛られる必要はないのである。市民社会に没入して生き残りを図るのではなく、 野次馬を魅せられるような、「異形の者」の奇矯な芸を披露してほしいものである。それで散華するならそれでいい。一つの物語を歴史に残せるだろうから。

「将来の展望」なんて、ないものねだりでしかないんですね…。。。