橋下大阪府知事の摩擦熱の低さ

横山ノック田中康夫石原慎太郎、東国原と、就任当初はわりと動くと摩擦熱が出てたじゃないですか。当時としてはおおあんなことやったわと言われるような行動もしてたし、見てる側にもものめずらしさ半分興味津々みたいな気分があったような。
でも、橋下大阪府知事になると、もうそれがないのね。
橋下が府知事になったらこうする、みたいなのが、プログラムとしてすでにきまっていて、それにのっかって予定通り動いてるだけにしか見えない。
やるべきことをそつなくこなしているだけというか。
他の人はどうだかしらないけれど、テレビのニュースで橋下が出てきたのを見かけても私はそういう感想しか持てなくて、つまりそんな私がいちばんマスコミ電波に馴らされてしまってるのかなと少し暗い気持ちになったりもします。
タカ派な言動が続いているともいえるのですが、いまさら橋下がそうしてもおどろきはないでしょう。ああするのはなる前からわかってた、くらいでね。
でも、こうして、ああいうのがあたりまえの光景になっていくのかもしれないですわね。
欝だ。