うたづの町家とおひなさん

今年も行ってきました。午前中、散歩がてらぶらぶらと。大勢人が来ていましたね。三月の楽しみとして定着した模様です。
古風なたたずまいで並ぶ町家の中に、赤を背景にしてきれいに飾られたお雛様や人形や絵や花。ひなまつりの色、春の色、天気もよく暖かだったのですっかり春気分になりました。
宇多津の町の地図をもらいましたが、宇多津は狭い区域にお寺がいくつもあるのですね。歩いて次から次へとお寺巡りができる。トイレに行きたくなったらお寺に行けば用を足せるので、ゆとりをもって町歩きができますね。
昔のおひなさん、新しいおひなさん、つるし雛、古い市松人形、最近の市松人形、男の子のための馬や侍、さまざまな絵、手作りのうさぎ雛、そしてぬいぐるみたちなど。
いろいろなものたちがいるので見飽きません。
去年、印象に残った、雛人形の番をするかのようにゲスト出演していた馬のぬいぐるみ、今年も出てるかなとどきどきして見に行ったら、ちゃんといました。お家の人、わかってるな、と思いました。
去年は回らなかったところでは、お雛様を中心にくまさんやムーミンまで大集合してるのも見られて、うん、その調子だ、と一人で頷いたり。
藁で作られた亀雛が、赤や金色のきらきらしたおひなさんに混じって渋い脇役になっていたのにうなったり。
それと、花の先生のお家と思われるのですが、去年もそうだったのですが格子窓全体に花を飾りつけているのも華やかで印象的でした。花の間から祖母の代からあるというおひなさんがのぞいていましたね。大きくて貫禄がありました。
母のデジカメを借りて、何枚か写真も撮りました。
着物をきた小さい女の子がいたり、三味線や琴を演奏していたり、お店も出ていましたね。
お土産に、布でできた小さなうさぎを、昼食用に、いいだこのてんぷらと鯛めしを買いました。
春が来たな、と実感した日曜日。