うたづの町家とおひなさん

今年も行ってきました。残念ながらお天気はよくなくて、時折小雨がぱらつく曇り空だったのですが、おひなさんが飾られた町家はかわいらしい華やぎを見せてくれていました。
飾られた雛人形は、江戸時代の古いものから最近の新しいものまで、つるし雛や押し絵、手作りのおひなさん、うさぎびななど動物形もいた。市松人形とその子の衣装、張子の虎、男の子の節句のお飾りまで、いろいろなものがおひなさんといっしょに春の訪れを祝うかのようににぎにぎしく並んでいました。
おひなさんといっしょに、旧日本軍に関連する様々な物を展示している所もありました。軍服や軍隊が使った道具類、当時の本や雑誌の付録、のらくろなどのおもちゃ、三ツ矢サイダーの絵看板、戦争していた時代らしい絵柄のついたお茶碗等々、見ているだけでいろんな想像が広がる。軍隊用の道具はこうして展示されると、機能に徹した美しさがたしかにある。ここは去年、戦時中の小学生向け雑誌の付録だったすごろくを展示してくれていたところ。去年も興深く眺めたことを思い出す。本は地理に関するものが目立ったが、おそらく昔の地図には当時の日本の領土が描かれているのだろう。
市場でいいだこのてんぷら、ほたてめし、ぎょーざを買い、帰ってお昼に食べました。おいしかった。写真も少し撮りました。


四国新聞にも「うたづと町家のおひなさん」の記事が出てました。
ひな人形や町の風情満喫/町家とおひなさん - 四国新聞社