週刊金曜日に週刊新潮批判が

週刊金曜日 2016年 6/3 号 [雑誌]

週刊金曜日 2016年 6/3 号 [雑誌]

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野中大樹「ストーリーありきの沖縄ヘイトに走る『週刊新潮』」
死体遺棄容疑で元海兵隊の男性が逮捕された事件を見ても明らかなように、沖縄では米兵や米軍属の起こす事件・事故が多発している。
地元紙の記者は日々、現実と対峙しながら紙面をつくっているが、『週刊新潮』の記事は、そんな記者たちを侮辱する内容だった。

週刊新潮』5月19日号が掲載した倉田馨「こじれた沖縄を牛耳る「琉球新報」「沖縄タイムス」の研究」という記事への反論異論、週刊金曜日からの取材質問への回答ぶりを含めた週刊新潮への批判となっています。ぜひお読みください。
かつて週刊朝日が掲載した橋下徹研究という記事の作り方があまりにもひどいと社会問題となり連載打ち切りになった事件がありましたが、あのとき、件の週刊朝日の記事がどのようにして書かれたか、抗議した人たちの抱える事情まで取材して報告したのは週刊金曜日でした。そういう記事がなぜか目立たないままになっていてくやしいのです。
本や映画や音楽の紹介、連載コラムなど、週刊金曜日ならではの楽しみが味わえる面があり、もっと大勢に読まれるようになればいいのですが。
電子版も出ており、スマホでも読めるそうですので、ぜひ試しに読んでみてくださいね。