北星学園大学事件

どちらも朝日新聞OBを非常勤講師として雇っていることで北星学園大学爆破予告や電話やメールでのいやがらせに苦しんでいる事件を取り上げています。どういうことが起こっているのか、詳しくは上の二誌を読んでみてください。
朝日新聞赤報隊に襲撃された過去がありますので、当のOBや大学側が過敏になるのは無理もない。かといって、こういう脅しが効力を発揮すると後々ひびくことは誰でも予想できますよね。同じような目に右派があう可能性も大きいと思われるのですが、そうでもないのかな? 暴力は右翼だけかといったらそんなことないでしょう、過去の事例をふりかえるとね。
じつは、この事件については、朝日OBが他にも大学で講師をしているというのを知って、それって天下りの一種なんじゃないの? とか、大学で講師をしたいのにまだそうなれなくて席が空くのを待ってる人だっているだろうし、とか、いやあ、仲間外れにされた人をはじきだしてつぶすなんていうのは学校の先生方は恒常的に息を吐くように日常やってるじゃないですか、都合のいい時だけ大騒ぎしてなんなの、とかさ、ざらざらした気持ちが出てきて素直に応援しようという気分でもなかったのですよ。
でも、そんな私に、週刊金曜日1016号の辛淑玉のことばは染みました。北星に関心がない人にも読んでもらいたいです。