『世界』2023年2月号

 

阿部海太「民話採光14 消えない目」

夜の森、目に映るのは藍色の宵闇と同化した森の木々、しかしその奥には赤い息吹が感じられる。気がつくと、森の中からこちらを見つめるお犬さまが!

 もとになったのは秩父の民話「ご眷属」。自分の目に入らないから、自分が知らないからといって、そういうものが存在していないわけではない。自分の思い込みが絶対だととらわれないよう、つねに内に余白をもっていないと。

 今月の特集は

  1. 習近平新時代 共存の道は
  2. コロナは日本をどう変えた?

『世界』2月号を読んでみてね!