京アニ死亡者実名公表

www3.nhk.or.jp

はてなブックマークのコメントを見ると、否定的な意見が多い。それくらいワイドショーとかのせいでマスコミへの不信感、嫌悪感があたりまえになってる。

被害者の実名が公表されなくなると、事実をたしかめることがしづらくなり、警察によって隠蔽される事件も出てくるおそれがあるから、原則公開すべきという主張があるのだが、いわれるとたしかにそれはそうだなと思うのだけど、遺族はへんな取材で私生活をつつかれたくないというのはあるだろう。家族だけなら自分らが対応できるけど、近所の人とか小中学校で同級生だった人に話聞きに行ったりするからね。

実名か匿名かは、NHKのサイトには「津久井やまゆり園」の事件についてのこういう記事も出ていた。

www3.nhk.or.jp

オピオイドでJ&Jに600億円賠償命令

www.shikoku-np.co.jp

オクラホマ州の裁判所、5億7200万ドル(約600億円)。
ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は上訴するとのこと。

オピオイドアメリカの社会問題になっていることは、日本でも度々伝えられていて、プリンスの死因もオピオイドでしたね。鎮痛剤ということで、腰が痛いとかいう理由で使い始めて中毒になる人の例が報道されていました。(医療用なので適切に使えばふつうにお薬なのだろうが……)

トランプ政権もオピオイド問題に取り組んでいます。

www.whitehouse.gov

一時期はクラックがアメリカの社会問題だと言われていましたが、あれはもう廃れたのか? アイスとかいって、日本で言う覚醒剤が同様に問題視されてたこともありましたね。

オピオイドはアヘン系でしょう、日本では流行らないのね、アヘン系は。

 

 

ハートフルスペシャルコンサート ENTERNA -永遠-

ソプラノ:小濱妙美; テノール:池本和憲; ピアノ&アレンジ:小濱良子;

京都市立芸術大学の若手たちも出演。ユープラザうたづで鑑賞。

第一部は、『カヴァレリア・ルスティカーナ』より名場面。客席をうまく利用して、オペラの中のドラマの様子を見せてくれました。題名の直訳は「田舎の騎士道」だそうですが、そのまんまですね。ヒロインの血を吐くような絶唱、気の毒すぎます。

第二部は、『世界の歌』中身も三部構成になっていて、まず、アメイジング・グレイスローレライなど、おなじみの歌。次に、日本の歌、最後にインドネシアやロシアの歌。「ブンガワンソロ」とか「黒い目」とか、題だけでは私にはわからないんですけど、歌を聴くと聞いたことがあるメロディーで、じつはおなじみの歌だったのかも。締めはオーソレミオ、で明るくまとめてありました。

「ブンガワンソロ」では男性若手陣に人間リズムボックス的技をかけている人がいた。日本の歌の「虫の声」では、曲の流れで We Will Rock You 入ってきたりしてました。

アンコールも豪華で、ゴージャスな声を聴いているだけでエネルギーがもらえた気分に。

来年もまたあるそうなので、いまから楽しみにしています。

『世界』2019.9 「漂流するスルガ銀行」

 

世界 2019年 09 月号 [雑誌]

世界 2019年 09 月号 [雑誌]

 

 

websekai.iwanami.co.jp

 

今沢真「漂流するスルガ銀行 - 再建の見通し立たず」を読んで、あのかぼちゃの馬車事件を思い出しました。もとはといえばスマートデイズという会社がいけないのですが、スルガ銀行スマートデイズが何者かは百も承知で手を組んで融資をしていたということで、金融庁も黙視できなくなり立ち入り検査に入ったとか、でも、そのまえは金融庁スルガ銀行のことを高い収益をあげているとほめていたんだよね、というのあの一連のニュース。

この事件については、“かぼちゃの馬車” というネーミングがじつにはまっていて、じわじわ来るのが肝でしたね。

いつの時代もこういう事件は起こってるといわれればそれまでですが、スルガ銀行、まだつぶれていない、しかしゾンビ状態になってる模様です。くわしくは『世界』を読んでください。

かぼちゃの馬車のオーナーたちは今どうしているのか、と、検索してみたら、次のような記事が出てきました。

fudousan-kyokasho.com

 

 

3Dプリンターと空手人脈


headlines.yahoo.co.jp

 (人工サメ肌の)作成に成功したのは慶応大環境情報学部4年安田侑史さん(24)と同大先端生命科学研究所(鶴岡市)のガリポン・ジョゼフィーヌ特任助教(34)らのグループ。複雑な形状のうち、先端のとがった部分に注目し、微細な凹凸のデータを計測した。3Dプリンターに入力して型を作り、シリコンゴムを流し込んで完成させた。

 

 3Dプリンターで人工サメ肌を作る先行事例はあったが、使用されたのは数千万円の機器。今回用いたプリンターは数十万円で購入できるという。「初期費用は100分の1。膨大な予算がある限られた人ではなくても簡単に再現できる」とジョゼフィーヌさん。作成法は6月、米国の科学専門誌ジャーナル・オブ・ザ・エレクトロケミカル・ソサエティー(電子版)に掲載された。

 

安田さんはトライアスロンの選手で、「自転車に人工サメ肌を貼ったら空気抵抗はどうなるか」という思い付きが研究のきっかけになった。本物のサメが必要だったが、先端研に通う高校生の保護者や、ジョゼフィーヌさんが愛好する空手の関係者などで、漁業に縁ある地域の人々が届けてくれた。標本はネコザメ、アブラツノザメなど4種12匹が集まり、安田さんとジョゼフィーヌさんは「庄内の方々に感謝している」「地域の人のおかげで取り組むことができた」とコメントした。

 

3Dプリンターはいろいろな方面で活用されていますね。ISに破壊されたパルミラ遺跡の「再建」とか。

vpoint.jp

 

 

2012年の青葉


dot.asahi.com

茨木でコンビニ強盗で逮捕され服役した栃木県内の刑務所で、既に「コンテストに応募した作品を盗まれてアニメ化された」「パクリが許せない。ガソリンを撒いて火をつけ、皆殺しだ。復讐だ」と、刑務官に語っていたのですね。刑務所内でも小説を書くといってペンやノートを借りに来る青葉が時に興奮してそんなことを言うのを刑務官はなだめていたそうです。くわしくは上の記事を読んでください。