『オバハン便り』より、パキスタンは今

オバハンからの気まぐれ通信22 (2005年06月&07月)
ロンドンのテロ実行犯が、パキスタンで宗教学校に通い、そこで訓練を受けた疑いがあるとして、パキスタンでは米英からの要求に応える形で宗教関係者や施設の強制捜査が続いているそうだが、政府に対しての抗議デモも起きているとのこと。

2005年07月22日(金)一部引用
金曜バザールへ出かけたら、黒のロングコート(ブルカ)が数件の店にズラリと吊るされ並んでいる。地方都市や田舎では普通に見かける黒衣が、この首都イスラマバードにまで並ぶようになったのか!!先週は見かけなかった黒衣の吊るしに何となく「イスラーム化が進んでいる」との印象を受けた。帰宅し、息子に聞くと、「イスラームへの締め付けが厳しくなった分、宗教指導者たちの活動に激しさが加わって当然ではない??かえってイスラーム化して来たと思うヨ。昨秋の国政選挙で宗教指導者たちが一挙に50議席も取ったのが証拠だ」と。

ロンドン多発テロではパーキスターンが揺れそうだ。
アメリカに見捨てられても困る、攻撃され占領政策を取られたらアフガンと同じになる。我々の行く末はイランと同じく宗教指導者たちに牛耳られるのでは??」などとした意見もあって、心あるパーキスターン人たちは不安がっている。

また、アフガンではかなり前から日本人もターゲットとなっているとのこと。日本ではなぜかそのことが報道されないと書かれている。