拉致された邦人男性、遺体で発見

日本人らしい男性遺体発見/脚などに複数の銃撃痕 - 四国新聞(タイトル、記事内容が変わっていました。 2008-08-28)
拉致の伊藤さん、遺体で発見/アフガンで、外務省が確認 - 四国新聞社
ペシャワール会のスタッフが、ジャララバード市内で遺体と対面、確認したとのこと。
ニュースで知る限りですが、伊藤和也氏は危険も覚悟の上で現地での活動を続けていたそうで、このような結果になったのは大変残念ですが、彼のしてきた農業指導が実を結ぶよう地元の人たちの力に期待したいです。
911後のアフガン攻撃以来、治安が急速に悪化、活動しづらくなってきたと中村医師は報告していますし、米国に追従した日本のイメージも悪化、日本人への危険が増す一因となっているとも伝えられています。
中村医師は雑誌のインタビューで、これで自衛隊アフガニスタンに入ってくることにでもなれば、我々は撤退せざるを得ないとも語っていました。
その一方でこのようなニュースが出ています。
アフガン支援、空自派遣も=民主・前原氏 - 時事ドットコム
原油高で燃料費5割増=アフガン視野、陸自ヘリ改修−防衛省概算要求 - 時事ドットコム
どうも一部にアフガニスタン自衛隊を派遣したくてしかたがない人たちがいるようだが、伊藤和也氏の死が自衛隊アフガニスタン派遣の理由づけに利用されることのないようにしないといけない。彼は軍隊などアフガニスタンに行かせたくないから自分が行って働いていたのではなかったのか。