舌禍の星の下に

問題発言相次ぐ麻生首相
与党、舌禍に「選挙苦戦」と悲鳴/首相の失言・迷走発言 - 四国新聞社
悲鳴上げても、首相に選んだのは自分たちなんだから、自己責任、だよね。
河村官房長官はもはやあきらめの境地らしい。

 一方、河村建夫官房長官は記者会見で、首相の相次ぐ問題発言を「一つの個性」と擁護。「首相はああいう性格だから、いろんな発言はこれからもあるだろう」と述べた。

首相、医療費発言を陳謝/鳩山氏「資質に疑問」 | 全国ニュース | 四国新聞社

麻生太郎は舌禍の星の下に生まれた。星が導くままに生き、齢を重ね、あのような舌禍の相を己のものにした男なのだ。
人の努力ではどうにもならないこともある。そのことを知っている河村の発言は重い。
自分が気をつければなんとかなる、いまは不得手でも努力すれば出来るようになるはずだ、というのは、ことばを操る能力に恵まれたことに自覚のない強者の、弱者への思いやりに欠ける発想である。
不適切な人材を首相に選んだ自民党には、選んだ責任がある。この惨状をなんとかする義務がある。しかし、麻生はどうにもならない。あれが、麻生なのだから。
もう本当に嫌になってきたな、この政権・・・ - 木走日記
上で紹介された議事録を読むと、麻生の発言だけが浮き上がっているのが分かる。
私はあのべらんめぇ調といわれるくだけた喋り方は、一般人に向けての俗受け狙いの喋り方であって、会議などではちがう話し方をしているものと思っていたが、麻生は会議でも同じ調子で喋っているようだ。裏がないというか底がないというかクラインの壷というか、なんというか。
それにしても、自分は健康管理しているから病気になどかかりっこない、という思い込みが不遜にも見えるが、麻生太郎というのは丈夫らしいんですよね。
麻生太郎は丈夫らしい。 - 一人でお茶を
今麻生が健康なのは毎朝たらたら徘徊してるからではなく、単に生来丈夫、アメーバ赤痢マラリアも麻生を避けて通るほど持って生まれた毒が強いせいでしかないからではないのか。
麻生首相は問題発言について陳謝した後、言い訳として「(病気の)予防をきちんとすべきだというのが趣旨だ。予防に力を入れると医療費全体が収まる」と語っているのだが(四国新聞社)、これがさらに不吉なのだ。
予防。予防措置。予防拘禁。予め取り除け。劣等な遺伝子を持つ者は排除せよ。
ナチスな響き。要注意。