イスラエルへの抗議

日本でも集会やデモが行なわれています。そのひとつのレポートが出ていました。
「1.10 ガザに光を!」シンポジウムの参加記録 - Like a rolling bean (new) 出来事録
ハマスというのは選挙でえらばれた代表なのですが、アメリカやヨーロッパはテロ組織と見なして、パレスチナ人の代表として認めようとしていません。これは9.11の後、アメリカがアフガニスタンを攻撃しようとした際、タリバンが交渉しようとはたらきかけたのに無視されたことを連想させ、さらに「国民政府を対手とせず」という台詞も思い出させます。
しかし、四国新聞にはオバマ政権になればその方針が変わるかもしれない、と期待させる記事も出ていました。

オバマ次期政権 ハマス接触
英紙報道
【ロンドン10日共同】
オバマ次期米政権は中東和平問題で、イスラエルと戦闘を続けるパレスチナイスラム原理主義組織ハマス接触することになりそうだと、9日付英紙ガーディアンが政権移行チームに近い複数の筋の話として報じた。ブッシュ政権ハマスをテロ組織と見なし交渉しておらず、接触に踏み切れば、米中東政策の大きな変更となる。
(引用元:四国新聞2009年1月11日)

これだけなのですが、ハマスもまともに交渉の相手として認められれば、武力闘争だけではない方法が持てるようになって、状況が変化する可能性も出てくるでしょう。
ブッシュさんは任期の終わりが迫り、他のことに忙しいようなので、次の大統領に期待するしかないみたいです。
最新空母「ブッシュ」就役/米大統領一家の晴れ舞台 - 四国新聞社
アフガニスタンにしろイラクにしろ、ブッシュのやったことは失敗だった、というのだけははっきりしてるんで、次のオバマは少しはいい方向に軌道修正できるのではないかな。