週刊金曜日で橋下ファシズムが取り上げられてるよ!

週刊金曜日』2011年9月23日号 http://www.kinyobi.co.jp/
大内裕和「新自由主義を貫徹させる橋下ファシズム
教育基本条例案に焦点をあてた論考。大阪府知事が進めようとしている首長の直接介入による教育現場のコントロールというのは、民主党の2009年のマニフェストや日本国教育基本法案の方針に適ったものであると指摘。
民主党の政治主導というスローガンが教育という方面に持ち込まれる危険性が露呈しているとみている。
詳しくは『週刊金曜日』今週号を読んでみてください。
ほかには、金曜アンテナに「現役自衛官が『産経新聞』記者に」というニュースが出てて、あわわわわ、となりました。
さて、ちょっと話がとぶんですが、アメリカ共和党の大統領選候補者の中で目立ちつつあるテキサス州知事のリック・ペリーなんですがね、彼についての記事をいろいろ読むと、ペリー知事は橋下大阪知事と似たところがあるなあと思ってしまって。一部の人からは顰蹙をかうものの言い方をするんだけれども、一方で大勢にはそれが受ける。「アメリカ人はポリティカル・コレクトネスにはうんざりしてるんだよ」「みんな、がつんといえるリーダーが欲しいんだ」と語り、確信的にあぶない球を投げ、それで人気を得てしまう。その一方で、知事を務めているだけのことはあって、課題によってはきわめて実際的な政策を提案することもできる。このあたりは、やはりテキサス州知事の経験があったブッシュや、東京都知事をやり続けている石原慎太郎とも共通する。
共和党の候補者のうち、このペリーとミシェル・バックマンは、キリスト教極右への接近が不安視されているけれども、ある意味無邪気なバックマンと異なり、ペリーは票欲しさにやってるだけだろうとは思う。だけど、要注意な側面にはちがいない。
参考:共和党とDominionism(メモ)- Living, Loving, Thinking