橋下に関して週刊金曜日ががんばっている

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ここでいうがんばりは、橋下徹をめぐってはなぜかリベラルの変調が目立ち、かえってある面に限れば橋下徹に理があるのが際立ってしまう、橋下徹のほうが「正義」に見えてきてしまう、どうしてこうなってしまうんだ、という点をきちんと押さえた記事を掲載しているということです。
2013年1月18日号の金曜アンテナでは大阪市体罰自殺事件を取り上げ、記事題名は「橋下氏、教育への介入強化か」と、多くのリベラルが不安視している点を強調していますが、記事内容では、まず事件のあらましと、学校や教育委員会の対処ぶりを報道し、市教委の対応が甘く本気で原因を取り除こうという気が薄いように見え、生徒を動揺させるなと保護者までもがいっしょになって事件に向かい合うことを避け、うやむやにされていくことが続いているので、かえって橋下市長がかつて体罰を容認するともとれる発言をしていたことを「自分の認識が甘すぎた」と考えを変えてこの問題に正面から立ち向かう姿勢を見せるので、市長のほうが正しいように見えてしまうのだと指摘している。
また2012年12月14日号の平野次郎「『週刊朝日』記者が犯した罪と忘れられた被害者の存在」は、昨年物議を醸した『週刊朝日』の橋下徹の生育歴をたどろうというルポのために、どのような取材が行われていたのかを調べている。そして、差別される恐れを持つ一部の人たちから「橋下市長に救われた」という声が聞かれるのも事情を知ると分かる面がある、としている。
くわしくは、週刊金曜日を読んでみてください。