怪我の功名?

Yahoo! ニュース:ケヴィン・スペイシーの役、クリストファー・プラマーで再撮 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171109-00010001-piaeigat-movi
映画の宣伝写真を見ると、ケヴィン・スペイシーは特殊メイクで無理やり老け役をつくっているようなので、おそらく役柄に年相応のクリストファー・プラマーが扮することになって、かえってよかったのではないでしょうか。
近年、特殊メイクで若い役者に老人を演じさせたり、美人スターが不細工な女の役をやったりすることが増えていて、私はそういうのは良くない傾向に見えていたので、これを機会に、老人の役なら老俳優を起用するという風になっていけばいいなと思います。美女には合わない役は、美女の役はできないけれども芝居がうまい女優がやればいいことだしね。
映画の場合、人気スターが出ているのが興行の保証になるので、特殊メイク駆使してでも大物スターを使いたいのはわかるのですが、役者がその実体からかけ離れた役を演じるのを楽しむのは舞台でもっとうまくやれることですし、役者をアップで撮れる映画は、役者の実体を活かした方がいいのではないでしょうか。