上の記事の中で、とくに気になった部分を引用してみる。
京都造形芸術大の東京キャンパスで公開講座を受けたところ、ゲスト講師から環境型セクハラにあって、精神的苦痛を受けたとして、受講していた女性が、大学を運営する学校法人「瓜生山学園」を相手取り、慰謝料など計約333万円の支払いをもとめる訴訟を東京地裁に起こした。提訴は2月22日付。
333と222。日付は単なる偶然かもしれないが、333のほうは何か意味があるの? そう思ってしまったのは、昔読んだマンガ『わたしは慎吾』で「333のテッペンカラトビウツレ」という場面があったのを覚えているから。もうマンガ全体はどんなおはなしだったかよく思い出せないのだけれど、333からトビウツレ、だけは妙にはっきりと記憶に残っている。
さて、もう一つの箇所。
大学側は同年7月、環境型セクハラについて、対策が不十分だったと認める内容の調査報告書をまとめたという。ところが、そのあとの話し合いで、示談にあたって、お互い関わり合いを持つことをやめる、という項目の要望があり、交渉が決裂。大原さんは同大通信教育部を卒業して、他の大学やカルチャースクールで美術モデルの仕事をしている。
この「お互い関わり合いを持つことをやめる」というのは、どちらの側から出された要望なのだろう? この文章だけでは分からない。
追記:要望を出したのは大学側だと別の記事からわかりました。
上の記事から引用
大原直美さん:
同窓会にも出席するなと言われましたし、モデルとしての仕事場としても入ってはいけないと。そこまでして被害者を黙らせるというか、徹底的な排除には、私はすごく憤りを覚えました。これが、一番許せない点です。法的措置を検討すると言われていたことは、訴えられないように脅しをかけていると思いました
こういうこと言わなければ、示談まとまっていたのかもしれないね……
この原告女性に直接ショックを与えたのは会田誠や鷹野隆大の作品となるが、訴えられているのは京都造形芸術大である。
会田誠がとくに一部ネット上ではよく知られているせいで、彼ばかりに焦点が当てられているけれども、会田誠が訴えられているわけではない。