この方々の共同声明も読まれていないようで

一部ツイッターで「黙祷反対」と認識されてしまっているらしいのだが
311共同声明 政府主催の「東日本大震災追悼式」に反対します(http://www.ten-no.net/seimei311/
↑を読むと、現状をうやむやにごまかさず、原発事故への対処と被災者への支援を続け、被ばくの危険にさらされている労働者の権利を守れと訴えているのがわかり、別におかしなことを言っているわけではない。
天皇日の丸君が代大好きな私は、↑の賛同者たちから見れば在特会と大差ない存在になるだろうし、自分でもそう思う(そこにとくに痛みも痒みもないです)だけに、日記で書くのはやめとくつもりだったが、最近、会田誠展に抗議したソーシャルワーカーの抗議文がろくに読まれないまま偏見できめつけられ叩かれまくっていたのを思い出して、つい書いてしまったよ。
インターネットを活用して、せっかく声明を出しても、読んでもらえないまま誤解に基づく印象だけがツイッターで広がり叩かれまくるのは、左右上下関係なく不条理事態だよね。
ツイッターを見るのをやめれば余計な不条理感にいらつかなくても済むわけだが、ツイッターには現実の中で常に起こっている誤解偏見伝聞錯綜がカリカチュアされた形で可視化されているというのもあり、ネットでの発信がそういう誤解を是正できるひとつの手段でもあるのだけれども、でもそれ読まれないことにはどうにもならないんだよね。ツイッターは日頃なじみがあって信頼している人からの口伝えに近い面があって、わかりやすくまとめられた文章よりも、そういうお馴染みさんからの口伝えの方が“わかりやすい”という人の方が多い、それが現実みたいね。
そんなことを考えてしまいました。