再放送 2019年7月1日(月) 午後11時45分(60分)
【見てくださる方に一言】
医療の進歩によりエイズは不治の病ではなくなったいま、「なぜ今更エイズの番組を?」と思う人もいるかも知れません。実際に僕もこの番組で取材をしているなかで、そんな言葉を投げかけられました。しかし、エイズをもたらすHIVの感染者は毎年新たに見つかっており、感染は今尚広がっています。そして一度感染した人はそのウイルスと生涯ともにすることになります。エイズは決して過去の病気ではないと思います。エイズついて、もう一度思い出していただくきっかけに番組がなれば幸いです。そして当時、世間の無関心の中で命をかけて生きた人々の存在を知っていただけたらと思います。(番組ディレクター 天谷来翔)
インタビューで当時の様子が生々しく伝わってきました。見逃した方、ぜひ再放送をご覧になってください。番組に出演していた初代『薔薇族』編集長伊藤文学のブログがあります。
映画「ボヘミアン・ラプソディ」の大ヒットで、エイズについての関心がもっと高まってもいいのではないかと思ってるのですが、そうでもないのか。ランディ・シルツ『そしてエイズは蔓延した(上)(下)』も文庫化されたりしないのかしら。
原書もアマゾンで買えます。
And the Band Played On: Politics, People, and the AIDS Epidemic
- 作者: Randy Shilts
- 出版社/メーカー: St. Martin's Griffin
- 発売日: 2007/11/27
- メディア: ペーパーバック
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井田真木子著作撰集にも、当時の日本のエイズパニックや、ランディ・シルツについて書いたものが出てるよ。
現在のエイズの動向については