全3回連載の第1回です。
1925年に朝鮮で生まれ、1937年に大阪で働きだした玄時玉(ヒョンシオク)さんは、長く読み書きを習う機会を得ないままでしたが、1973年、48歳のときに天王寺夜間中学に通い始めます。そこで学ぶ過程で、学校の先生が教える「朝鮮戦争」と自分の済州島に住む親族が体験した「朝鮮戦争」にずれがあることに疑問を呈し、今度は学校の先生の方が「朝鮮戦争」について調べ直しだします。その結果、日本では闇に沈められていた歴史が明らかになります。
くわしくは『世界』5月号で読んでみてください。
字が読めないせいで肩身の狭い思いをしてきた玄時玉さんが、読み書きを覚え、街中で目に入った看板の字が読めたときのうれしさを語っていますが、外国語学習中の人には、気持ちわかる! という人が多いのではないでしょうか。
日本人だと、中学で英語をみんな習いますが、日本人の場合は発音聞き取りが難関ですよね。日本人英語学習者は、はっきりとことばとして英語が聞き取れたとき「やったー!」感覚える人が多いのでは。
自分が英語学習をしていて、発音聞き取りの進歩にもっとも効果があったのが、モリヤマハルカ先生のスライドメソッドです。
スライドメソッドで日本語連動筋から解放されると、やわらかく口を動かせるようになり、英語が自分で発音できるようになって、すると英語が日本語と同じようにことばとして耳からすっと入って来るようになって、そうすると読んだり書いたりも楽にできるようになります。
英語学習中でスライドメソッド未体験の方、ぜひ連休中にお試しください。
日本語連動筋から解放されることは、英語だけでなく、ほかの外国語にも効果があります。少なくともフランス語とアラビア語では効果がありました。
そして、ロシア語も。
ロシア語、まだアルファベットを覚えただけですが、耳に音としてすっと入ってきて口で発音できるから、すぐ覚えられるんですね。
何度も同じことを書いてきていますが、スライドメソッドは自分でほんとに効果が実感できたので、日本で外国語を学習中の人にはお勧めしたいです。