安倍元総理を暗殺した山上容疑者の供述が少しずつ報道されてきてますが、彼が安倍元総理を狙う、と決めていたのはまちがいない。だから、通り魔みたいな殺人とはちがった犯罪だと認識しました。
山上容疑者が安倍元総理をターゲットにした理由ですが、安倍元総理の政治家としての活動に原因があるのはたしかなようで、でも、でもですね、言っていることがだんだん容疑者の思い込みが強くなってきて、いわゆるテロと呼ばれる政治家暗殺とはビミョーに印象がずれてきてしまうこの感じ、なんか前にもあったな、で、思い出したのが、ロバート・ケネディ暗殺犯のサーハン・サーハンでした。
リンカーンやジョン・F・ケネディもそうでしたが、スター性の高い政治家は、ファンが熱狂する反面、アンチも多くなりますし、スターのオーラは変な人を引き寄せる一面もありますよね。
レーガン大統領も人気が高かったですが、リベラル勢力からは批判されがちで、そしてやはり銃撃されたりもしました。その犯人も、理由が逮捕されて聞かれたからしゃべってるという印象しかないうろんなものだったのを記憶しています。
そうすると連想で出てくるのが、ジョン・レノンを殺害したマーク・チャプマンですね。
テロというよりスター・ストーカーに近い犯罪になるのだろうか。
以上、犯罪実話マニアの後ろ向きの感想でした。