『世界』2023年8月号 中村隆之「ブラック・ミュージックの魂を求めて 第1回 アフリカの口頭伝承、その叡智と音文化」

 

ブラック・ミュージックファン必読の新連載! 全6回で、1)アフリカの口頭伝承、2)奴隷貿易、3)新大陸でのアフリカ文化の継承、4)スピリチュアル、ブルース、5)ジャズ、R&B、ソウル、ヒップ・ホップ、6)レゲエ、ルンバ、サンバ。くわしくは記事を見てくださいね。 
 この連載では、サハラ以南のブラック・アフリカについて語るとのこと。
 第1回目は、アフリカの口頭伝承について。ブラック・アフリカにもイスラームの影響があり、自分たちの言葉をアラビア語の文字体系で表記してきた言語もあるのですが(したがってアフリカは無文字社会ではない)、アフリカの伝統と歴史は「口頭伝承」にある。民族の歴史や先祖の叡智は口頭で伝えられてきた。朗誦が柱、言葉を発するときのリズムが重要。くわしくは『世界』8月号で読んでみてください。

 

 ブラック・アフリカにも大きな影響を与えたイスラームですが、コーランアラビア語で「朗誦されるもの」といった意味合いがあり、やはり音を重視する文化。イスラームの場合は、遊牧文化の影響が濃く、定住文明に比べると、遊牧民の言語は時間の経過によって変化しにくいとのこと。
 このあたりは、NHK宗教の時間のテキスト、小林泰・小林麻李亜『イスラームという生き方(上)・(下)』(NHK出版)にくわしいので読んでみてください。

 

 

 

NHKカルチャーラジオ 塩尻和子『歴史再発見 イスラームを学ぶ』(NHK出版)もおもしろいですよ。

 

 

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