トップフ&ゼーネは、ナチ時代にアウシュヴィッツ・ビルケナウ絶滅収容所に焼却炉を提供した会社。トップフ家の末裔は、14歳ころその事実を知ったというが、彼を通してトップフ家がどのような戦後を歩んだのかを見ていく連載。第一回目ではアウシュヴィッツでどのように焼却炉が利用されていたかがくわしく語られている。
『世界』2月号で、読んでみてください。
アウシュヴィッツ解放から80年でしたか、式典や生存者の証言がニュースでも大きく取り上げられていましたね。
アウシュヴィッツといえば、『世界』2018年11月号の四方田犬彦「映像世界の冒険者たち 連載 第7回 強制収容所は描きうるか? ジャン・リュック=ゴダール(前編)」も、お見逃しなく。
ドキュメンタリー「ショア―」を撮ったランズマンと、ゴダールの、アウシュヴィッツに対する映画作家としての向き合い方のちがいが分かります。そこから、映画という表現形態の特性、属性が見えてきます。
ランズマンとゴダール、アウシュヴィッツに対する態度は正反対といってもいいですが、スピルバーグの「シンドラーのリスト」に批判的なところは共通している。
『世界』2018年11月号で読んでみてください。
『世界』2018年12月号の四方田犬彦「映像世界の冒険者たち 連載 第8回 復活の時に映像は到来する ジャン=リュック・ゴダール(後編)」も合わせてお読みください。