9月に入って感染拡大が収まり、次の波に備えてのコロナ対策について課題が述べられています。病床の確保、そして患者をすべて収容すればいいというものではない、自宅療養が適している人にはそうしてもらって、自宅療養者にもちゃんと医療が介入できるようにするとか、ワクチン、抗原検査キット、中和抗体薬など、ウイルスと闘う武器が手に入った今、どういう準備をしておけばいいか、じっさいの状況の説明と共に専門家たちが語っています。
HER-SYSというネオコロナ感染者情報を管理するシステムの改良も提案されています。この記事によれば病院で医療者が使う電子カルテPCはいまだにインターネットは使えないようになっているので、全国のネオコロナ感染状況のデータを集めるのがむずかしいままになっているとのこと。(徳島県つるぎ町の町立病院がランサムウェアでアタックされた事件のニュースを読んで、しろうと考えの感想を書きましたが、あれは的外れだったのか orz #でもだったらなぜサイバー攻撃されてカルテが閲覧不能になったのか???)
感染拡大が収まった理由はまだはっきりとはわかっていないそうで、一般人は感染対策をしばらくは続けないといけないようです。
くわしくは『世界』12月号を読んでみてくださいね。
12月号では、口絵でコロナ禍の光景を切り取った写真が見られ、それらの写真を撮った写真家たちのエッセイも載っています。
ほかにもコロナ関連では
- 生存のためのコロナ対策ネットワーク「生存のための社会変革を!」
- 永井幸寿「コロナと法」
が載っています。ぜひ、『世界』12月号をお読みください。
また、『世界』で連載されていた、山岡淳一郎「コロナ戦記」が単行本になってます。まとめて読めるよ!