タイトルは、昨日の四国新聞の見出しからの引用です。
ウェブ上では、下の記事が正面顔写真が大きく出ていた。
コハクチョウが票を伸ばして一時首位に立ったが、イワツバメが巻き返して最終日に逆転したとのこと。
米子水鳥公園鳥の正面顔総選挙結果は下のブログに。
日本であまり報道されなくなってますが、まだまだ元気に飛び回ってるんですね>サバクトビバッタ
フェランド氏はAFPに対し、昨年のバッタ襲来は約250万人への食料供給と生活に影響を及ぼしたが、今年はその数が350万人になる見込みだと述べた。
今年の降水量は平均以下となると予想されており、対バッタ体制も改善されたことから襲来を抑制できるが、いつ終わりが来るかを予想するのは難しいという。(c)AFP/Fran BLANDY
写真がすごいです。
目次
題名通りの内容です。私もそうですが、大人になってから数学の楽しさにめざめて数学の本を読んだりしている人にとってはうれしい内容、群論へのとっかかりを家紋や正多面体、グラフなどを用いて解説してくれています。
それと、これ、数学が好きじゃない高校生が読むといいんじゃないかというのがあって。
2 の「集合と論理」で、集合と、集合を用いた「必要条件」「十分条件」の説明があって、学校の教科書ではないこういう本でそれを読むと、あ! て分かる人がいると思うんですね。
それと、4 で行列を取り上げていて、それは現在高校では行列を習わなくなっているから、でも、やっぱり大学生になったときには行列を知っていてもらいたい、からだそうで、これを読むと行列がどんなものか分かるんで、すると学校でやってる数学の見方も変わるんじゃないでしょうかね、とくにもう苦手だと思い込んでいるような人。
で! 4 の行列をちゃんと読めば、三角関数の和の公式、ぱっと出るようになるんですよ! 暗記で苦労なさってる方、この本読んでみてね!
6 も、高校生にとっては進学を考える際にためになることが書かれています。
学校と縁が切れて時間が経ってから、数学への愛に目覚めた人も多いと思います。私的には、小説や詩を読むのが好きな人なら数学も好きになる可能性が大きい、というのがあって、シニアの数学ファンが増えるといいなというのがあります。
数学の美しさは詩の美しさと感応するところがあって、そして、外国語学習と数学の勉強は通じる面があるなというのが、いまの私の感想。学のある人なら、数学と哲学は似ている、というかもしれない。
大人になってから勉強の楽しさに目覚めるきっかけとなったのが、NHKのラジオ基礎英語と、高校講座(あのころはNHKからテキストが出ていた)だったんですが、気楽に趣味としてはじめてみる人が増えるといいよね。
数学では、岩波から出ている次のシリーズも、一般人向けです。
解析入門〈1〉 数/数列と級数/関数の極限と連続性/微分法/各種の初等関数 (岩波オンデマンドブックス)
日本の衣料ブランド“ユニクロ”は、マスクの寄贈対象から除外されていた朝鮮学校などの外国人学校にも、マスクを寄贈することにした。
今日(20日)在日本朝鮮人総連合会の機関紙“朝鮮新報”は「(ユニクロが)担当者の誤認識により申し込みのできなかった外国人学校に対し、別途 寄贈する旨を明らかにした」と報道した。
ユニクロは、新型コロナウイルス感染症防疫のための地域支援の一環として、日本各地の小・中・高等学校の学生たちと教職員たちに、マスク300万枚を寄贈することを明らかにしていた。
しかし 朝鮮学校関係者からの問い合わせに「外国人学校は対象に含まれていない」と答えていたことが伝えられた。
朝鮮新報は、このことに関してユニクロ側が「外国人学校を“対象外”とした一連の対応を、再度 訂正し謝罪した」と伝えた。
ユニクロは今後、外国人学校からマスク寄贈の申し込みがくれば、該当部署を通じてメールまたは電話で個別に対応する予定である。
よかった、よかった。というか、感染症対策というのなら外国人だからーとかいってる場合じゃないわけだから。ワクチンも、世界中の接種したい人ができなければおかしいよね。
追記:リンク先のニュースの日付が2021年01月20日 なので、なんでいまごろ、と思われた方もいるでしょうが、本日の四国新聞に関連ニュースが載っていたので。リンク先の記事がいちばんわかりやすいかなということで。
まず冒頭の口絵、「ことわざの惑星」、今回はエストニアのことわざ、各国の言語とかわいいイラストで、これは毎回楽しみ、つかみはOKな世界。
河合香織「分水嶺」は、専門家会議解散までを描いていったん連載終了、そして単行本化されるとのこと。単行本になったらもっと広く読まれて話題になるでしょう。
山岡淳一郎「コロナ戦記」は「ICU病床を確保せよ」で、厚労省の初期の方針が医療現場の実情と合わなかったこと、病院側はそんな中でどう医療崩壊を回避しようと努力したか、その例として静岡県病院長会議の取り組み方がレポートされている。
森さやか「いま、この惑星で起きていること」は、ニュースで見て記憶に新しい自然界のできごとがわかりやすく解説されている。
師岡カリーナ・エルサムニー「すぐそこにある世界」では、日本ではフツーにだれでも使ってる、でもなぜかアラビア語にはいまだにない単語、そして、アラビア語の流行歌に出てくるだれでも口ずさむ言葉なのだが他言語だとうまく表せない単語が紹介されている。翻訳のむずかしさ、ですね。読んでいて、なぜか「惚れた」という日本語を思い出しましたが俗っぽすぎるかな、アラビア語では古語に属するのでふさわしい言い方を万葉集あたりに探りたいと語っています。古文に強い方、いどんでみてください。
北條勝貴「亡所考」、いわゆる「亡所」なるものについていろいろ調べ考えていく、これはイラスト(おぐらたかお)とコラボすることでいいグルーヴを放っている連載です。
イラスト、他の連載でも「読書会という幸福」とか「お許しいただければ」とか、連載ものに添えられた絵を見るのが好きです。「すぐそこにある世界」だと、上段と下段を分けるラインがいい味だしてるし。
『世界』を購読するようになったきっかけは、多和田葉子と徐京植(ソキョンシク)の往復書簡の連載がおもしろかったからですが、あれもイラストがよかったんですよ!
あと岩波だと、巻末の新刊情報で見られるイラストというか、カットと読んだ方がいいんでしょうかね、岩波少年文庫のゾウさんとカンガルーさんが街灯見上げてる、あれふたりの表情がいいんですよ、それとかちょっとしたマークみたいな絵とか。
雑誌読むのが好きな人には、ああいう挿絵が好きな人がいると思うんですね、なんかそれも、ざらついた雑誌の誌面にちょこっといるからかわいらしさが沁みてくる、みたいなね。
週刊金曜日でも、まず思い出すのは、昔金曜アンテナにいたカブトムシさんですよ。
久しぶりに文藝春秋買ったのにケロリンがいなくなってた、これが思いのほかさびしかったので、雑誌のイラストやカットへの愛をつぶやいてみました。
ケロリンのイラストは、こちらで見られます。
文藝春秋で私がいちばん楽しみにしているのは表紙の絵と、折りたたみになっているびよんと広がる目次の上の横長のイラストなのだが、今号もそれらは期待を裏切らない、ずっと眺めていて飽きないすばらしさ。
で、ちょっと気がついたこととして、昔はページの下隅に入っていた、ケロリンやかるかんやひよこや白松がモナカの広告がなくなってるのね。なんかさびしい。
ああこのさびしさ、前にも感じた、というので思い出すのが、新聞に定期的に掲載されてるヒサヤ大黒堂の広告。あれは長年ずーっと大きな字と漢字にはふりがなつきで、図とともに、各種痔の様相を小学生にもわかりやすく示していて、あの動かざること山のごとし的不動感にはいつも安心感を覚え、載るのを楽しみにしていた、あれを見ると癒されていた。ヒサヤ大黒堂、不動なり! と。ところが、ある時期に、デザインというかレイアウトっていうんですかね、とにかく様式が変わりましたね。今の時流にあわせてという風情のスマートでほっそらとした見た目の広告に、ね。ああ、ヒサヤ大黒堂も時流に乗っていくのか、という、私ひとりヒサヤ大黒堂に取り残されたような寂寥感を覚えました。
文藝春秋もそうなんでしょうか。しかしぱらぱらしてみると、ヒガシマル醤油はきっちり広告入っているので、企業のほうの事情なのかもしれません。