迎賓館・横田事件「差し戻し審」

次のブログで経過が読めます。
無罪(http://blog.livedoor.jp/perfect_innocence/
この差し戻しについて、asahi.comでは次のように報道されていました。

04年3月に地裁は「3人がロケット弾製造にかかわった証拠がなく、実行犯との共謀の証明もない」として全員を無罪に。これに対し、二審・東京高裁は06年5月、「製造に関与し、実行犯と共謀したと推認できる」「一審は調べるべき証拠を調べていない」と指摘し、無罪判決を破棄して審理を地裁に差し戻した。
(引用元:asahi.com 2007年10月18日16時45分)

迎賓館・横田裁判 - 一人でお茶を

折しも共謀罪が話題になっていたころ、高裁から「実行犯と共謀したと推認できる」というお言葉が出ているのを知らされると、そうか、このように使われるのかとひとつ教わったかんじがしました。
このところ、地裁で無罪とされたのに、最高裁までいって有罪とされてしまった例が続いているので、この裁判もどうなるか気になります。
マスコミでも大きく取り上げてもらいたいです。
またこの件にも関係してくると思われる、代用監獄について。
日本:代用監獄を廃止し、被拘禁者の人権保障を最優先に - アムネスティ
日本人にとっては、なんかこれがあたりまえみたいになってて異常さを感じにくいというのもありそうですが、「日本の人権の汚点」(2005年6月のアイリーン・カーン事務総長来日時の発言)とまで指摘されているそうです。