丸亀国際ハーフマラソン

Qちゃん讃岐路を快走/丸亀国際ハーフマラソン - 四国新聞社
午前中、大勢の人が県道を走っているのを見ました。曇り空で風があり、外に立っていると寒さを感じましたが、走っている人はまたちがったのかもしれませんね。ちょんまげかぶったり着ぐるみ風の衣装で走ってくる人も見えました。ぼーっと走ってるのを見てるだけの者には、そういう格好の人が時々現れると妙にうれしいものです。そのコスプレを、ありがとう。
図書館へ寄って、村上春樹の本を覗いてみました。某所のはてブコメント(ここ)に村上春樹って「素人だましの文章なんじゃないか」という、いま見返すと考えなしすぎるかと自分で思うコメントを書いてしまっているんですね。
でも、昔何度かそう思ったことがあるのは事実なので、そのコメントはそのままにしておきます。
それで、付記として、今日図書館で村上春樹の本を見直してわかったことをここに書いておきます。初期の頃書かれた文章にはあった鼻につく独特の匂いが、最近書かれた文章からはほとんど感じられなくなっていました。だから、いまの村上春樹の文章だけ読むと、とくに違和感を持たないまま、うまい文章として受け取れるのではないかと思いました。私の場合、昔の記憶があるから、「村上春樹」という名前だけで色眼鏡になるところはやっぱりありますけれどね。
いまとなってはむしろ、村上春樹の初期作品にはまったらしい男の人に、昔の村上臭を強烈に感じさせる文章を書く人がいますね。村上春樹より村上春樹臭い、みたいなね。なんなんでしょうね。
図書館には『村上春樹全作品』というのがありました。村上春樹についてはエルサレム賞受賞という話題もあり、『アンダーグラウンド』や『約束された場所で』を読み返してみたいと思いました。