在特会、告訴される

在特会らが京都の朝鮮学校を襲撃した事件(参照)が新聞で報道された。共同通信

校内には近隣の朝鮮学校も含めた児童約170人がいた。学校側は、偏見や差別感情が理由の「憎悪犯罪ヘイトクライム)」だと反発。週明けにも威力業務妨害などの容疑で京都府警に告訴する。

http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009121801001139.html

この「憎悪犯罪ヘイトクライム)」という概念を大勢に広めないと、在特会らの攻撃にうまく対応できないのではないか。というのは、彼らは従来の街宣車でやってくる右翼とは異なり、左翼系の市民運動と似たやり方を用いてくるから。
「民族差別を許すな! 京都朝鮮学校襲撃事件を問う」という集会が東京しごとセンターで開かれたが、そこにも主権回復を目指す会西村修平らが抗議に来ていたそうだ。
西村修平に「ゴキブリ朝鮮人」と罵られました(照)- 土曜の夜、牛と吠える。青瓢箪。
警官隊が出ており、抗議に邪魔されることなく集会は無事終了した模様。
この集会が開かれることを知った西村修平はまず会場となる東京しごとセンターに文句を言いに行っている。
(1/2) http://www.youtube.com/watch?v=y2gOBhUMAsM
(2/2) http://www.youtube.com/watch?v=BN61XKorW7c
主権回復を目指す会は、以前にもつくばみらい市がDVについての講演を企画したことを知り抗議、中止に追い込んでいる。
http://shukenkaifuku.board.coocan.jp/?m=listthread&t_id=735&summary=on
このつくばみらい市の件は、グランドプリンスホテル新高輪が、予想される右翼の抗議行動が周辺の迷惑になる恐れがあるとして、日教組との契約を一方的に解除した事件と共に、『世界』2008年4月号の斎藤貴男プリンスホテルの恐るべき「善意」」という記事で取り上げられていた。
市民運動を擬態したヘイトクライムにどう立ち向かうか、社会問題として考える必要がある。