在特会がまた蕨で「祭り」をやるそうだが

ネット上では、子ども手当てをめぐる外国人に関するデマがちょっとした話題になっている。そんなとき、トラックバックで教えてくれた情報。
【緊急告知】4月11日、蕨市に集まって下さい - エクストラレポート・ルーム はてな別室
リンク先の記事によれば、前回の蕨市デモは「在日特権を許さない市民の会が勢力を拡大する契機となりました」(by在特会)だそうで、私もネット上であのデモの映像を見て在特会なる存在をキョーレツに印象づけられたわけですね。
カルデロン一家の件は、はじめて知ったのはテレビのニュースで、その報道はカルデロン一家に同情的な目線でなされており、一家を支援している日本人のコメントなどが中心に取り上げられていたんですね。全体に、カルデロン一家のようなケースについてもっとちがった対応はできないのか考えてみようよ、そういう報道のされ方だったと記憶しています。
テレビで取り上げられると大勢の人に注目されることになり、在特会にも目をつけられるという副作用もある、ということなのでしょうか。
在特会は、日本政府の外国人への対応に不満があるのですね。だったら、同じデモするにしても、国会議事堂や官邸に向かうとかですね、そのほうが傍から見ててもデモらしいデモとしての格好がつくんじゃないかと私は思うんですよ。
こんな、市井で暮らす一般人のところへ徒党を組んでおしかけてがなりたてるなんてのは、デモにすら見えない、わけのわからない集団が騒いでいる、群れをなして非力な個人をいじめている、そういう印象しか与えないんじゃないのかなあ。
在特会のいちばんの目的は、仲間と集まって騒いで親睦を深めることかもしれず、でもそれならどっかで仲間だけで集会でも開いて盛り上がればいいわけで、親と離れて暮らしている子供を集団でいじめるなんて外道な振る舞いをあえてする必要はないでしょう。
つーか、これ、在特会に脅かされた側は、訴えるとかできないのか? こんなのデモのうちに入るのかな??
4月11日の蕨市、警察が在特会デモにどう対応するか。私は警察に期待したい。蕨市の外国人をちゃんと守れといいたい。