ろくでなし子のマンガ連載は続いている 

週刊金曜日http://www.kinyobi.co.jp/で読めます。彼女の逮捕事件に興味のある人はどうぞ。今回は、弁護士に会ってから検察庁に護送されるまで。
マンガなせいで、小林よしのりのゴー宣と同様の効果が出て、これだけ読むとろくでなし子のほうに理があるという風に見えてきますね。そこらあたりのマンガの威力も堪能できます。
さて。今回は弁護士が「ネットで公開している話で逃亡のおそれのない人を警告もなく逮捕なんておかしい」と言い、まず勾留が解かれるようにして、不当だと思うなら戦いましょう、と言ってくれています。
そして、罪を認めるのがろくでなし子にとっては自分の芸術活動ができなくなることにつながると、マンガの中ではろくでなし子はそのように思ったとなっているのですが。
この逮捕は、ろくでなし子の芸術活動が問題になっているのだろうか? 
問題になっているのは3Dデータを配布したことなのではないのか?
ろくでなし子にとっては配布した3Dデータがわいせつ物と見なされること自体が不当で活動の妨害にも受け取れるというのはわからないでもないのですが、これまで個々の作品や展示会やまんボートのイベントなど、警察は文句言ってきたのでしょうか?
ここはわりと重要なポイントなのではないかと私はとらえているのですが、そのあたりが「表現の自由」の名のもとにごっちゃにされそうなのに危惧を覚えます。